坐骨神経痛を悪化させるストレッチやマッサージ

お尻の奥に突っ張りやコリ感、足の側面や裏側に強い張りが出てきたり、座った時にお尻の接地面に違和感を感じたり、坐骨神経痛の初期症状でよく聞かれます。

整体施術の経験から、この段階であれば、1~2回の施術で元の日常に戻ることが多いです。

しかし、

  • トイレで座れない
  • しゃがめない
  • 歩くときに力をかけられない
  • 寝ていても痛い

など、強い痺れや痛みで日常生活に支障があるレベルの方は改善に回数がかかってしまう場合があります。(病院で様子を見ましょうと手術など具体的な治療を勧められていない方が対象の話です。)

回数がかかる方へのヒアリングでは、

  • がんばってストレッチしていました
  • ガンガン叩いたり揉んだりしていました
  • ボールを当ててグリグリしていました

この様に、良かれと思ってご自身で刺激を与えて来られた方が多い傾向があります。

刺激で悪化するのはなぜでしょう?

ストレッチなど刺激と坐骨神経痛悪化の関係

筋膜など組織の緊張は理由があって脳が起こしている

痛みや痺れやコリ。

勝手に出てくる嫌なものですが、

理由が無く辛さが出ることは無いです。

脳がその箇所に辛さを出す理由がある。つまり、理由が解決しないとその辛さ(緊張)を脳が止めてくれることはないと考えています。

悪化する理由とは?

整体的要因で起きている坐骨神経痛の悪化とは、

  1. 整体的要因の影響が強まる
  2. カラダの守ろうとする仕組みが働く

この2点で起きていると考えています。

1はわかりやすいと思いますが、2は何なのか?

2は、自律神経系の整体では『防御反応』と呼んでいる現象です。

カラダの防御反応

日常でよく見られる似た事例で説明しますと、

  • ペンだこ
  • 外反母趾

などが身近にみられると思いますが、刺激が加わる箇所を守ろうと、皮膚を硬くしたり、関節を肥大させて圧力に耐えられるように組織を順応させたり、これらは防御反応のひとつの形と考えています。

坐骨神経痛のような不調に対しても、刺激による収縮反応がおきます。

辛い箇所に触らない・辛い箇所を伸ばさない

不調は脳が理由があって緊張を入れている訳で、

辛い箇所を伸ばすと、脳はどう考えるでしょうか?

『緊張の量が足りていなかったかな?』

『もっと強めて伸ばされないようにしよう。』

=悪化

本来の不調要因以外に、カラダの防御反応が加わり悪化する。

不調箇所への強いマッサージなども同様です。

坐骨神経痛など、なかなか良くならない方は、良かれと思ってやってはいけないことをやってしまわないように注意が必要です。

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