冷やすことで悪化していた変形性股関節症事例

股関節に限りませんが、炎症があれば冷やすことが必要な場合があるでしょう。

しかし、慢性化した痛みは緊張の蓄積で起きていることが多いと施術を通じて感じています。

その場合は、冷やす必要はないのではないでしょうか。

患部を冷やし続けていたお客様

60代女性。変形性股関節症と首痛でご来院。

ご来院前の5ヶ月間、寝ている間ずっと痛む股関節に氷を当てて冷やされていました。

当時行かれていた整骨院での指導だったらしいです。

病院では、変形性股関節症のレベルは4段階の2or3という診断だったらしいです。

冷えの蓄積と防御反応

整体チェック法で股関節痛の整体要因リレーションを確認すると。

  • 冷えからの内臓系緊張との連動現象 60%
  • ストレスからくる緊張 30%

冷えとは体内の温度差で自律神経が乱れることで、それによってカラダ内部の筋膜に緊張をかけてきます。

冷え(温度差)に対して対策をしないと、上乗せで緊張がかかり蓄積して緊張が高まります。

カラダは全身が筋膜で覆われていて、緊張の高まった箇所の影響を他の部位も受けてしまいます。

今回はそれが股関節だった。

もう一つは防御反応。

『特定のポイントを冷やし続ける』という行為がカラダに合っていない場合、自律神経はその箇所に緊張を入れて守ろうとします。

結果、さらに緊張が高まる。

緊張の高まりがカラダの許容範囲を超えると痛みや痺れとしてカラダが警報を出してくるわけです。

冷やす→温め

氷を当てることを一切やめていただいて、半身浴や足湯を習慣化。

施術では、蓄積した緊張層(冷え&ストレス)を整体チェック法をつかった相対解除の間接手法で解放していきます。

緊張の蓄積量が改善回数に比例

ちょっと長くかかりましたが、

6回の施術で、歩くときの痛みや小走りの足運びが改善。

畑のお仕事の動きも変わってきました。

改善は、

  • 既に蓄積している緊張層の解放量
  • 新たに入ってくる緊張層の蓄積をいかに防ぐか

によって変わるので、習慣改善は必須で、それによりいかに入り口を防ぐかで改善回数は変わってきます。

元の状態に戻す治癒力は皆がもっている

変形性股関節症と診断されても、痛みや動きの改善については、緊張の蓄積が減るに比例して良い方向に変化します。

どの状態まで良くなり、どの状態で安定するのかは個人差はありますが、お越しいただいている方に共通していることとして、

良かれと思って『ご自身で悪化させている』ケースが結構多いということ。

揉んだりストレッチをかけたり不要な刺激による防御反応に気を付けて、自律神経を乱す要因に対して対策をしていけば、治癒力も力を発揮しやすくなるわけです。

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