マッサージをやめることが不安なお客様

良かれと思って日常されていたことで悪化されているケースが多々あります。

一瞬変化するので「自分には必要。」と思われていたのでしょう。

しかし、結果的に、どんどん悪化したのでご来院いただけました。

一年前にあったお電話の問い合わせ

「だんだん口が開かなくなっていて。それ以外にも...。」

「施術をお願いします。」

お電話でご予約をいただけました。

当院からのお願いとして、「ご来院までマッサージはやめてくださいね。」とお願いしました。

理由は、口が開かないレベルに悪化されているお客様は、マッサージの防御反応によって施術に支障が出る場合があるからです。

ご来院予定日。

「やっぱり行くのやめときます。」

限界を感じられて再度ご予約

当時、キャンセルの理由は伺っていませんでした。

一年経って再度お電話をいただけました。

「やっぱりお願いしたいんです。」

「口が開かなくて、右に引っ張られています。」

2回目の施術で一年前のキャンセルの理由がわかった

当院では、整体チェック法を使って緊張の蓄積を解放していく施術をおこなっています。

マッサージなど刺激系は一切おこないません。

神経を通じて入っている緊張を解くうえで意味が無いと考えているからです。

【初回の施術】

チェック法で確認しながら相対解除の間接手法で緊張の蓄積を解放していくと、顎の引っ張りは解消されて、まだ課題はありますが、最初より口が真っ直ぐ開き、開口も増えてきました。

(アゴにマッサージや強制ストレッチはかけていません。)

【2回目の施術のヒアリング時】

マッサージをやめているにもかかわらず前より状態が良いです。」

実際にはマッサージをやめたから防御反応が入らずに前回の術後を維持できているわけです。

このお言葉から、まだマッサージ信仰から考えが抜けられていない。

マッサージをやめることが不安で一年前のキャンセルがあったことがはっきりわかりました。

初回の施術時に防御反応の事は説明しましたが、まだ半信半疑みたいです。

顎の整体のお客様はビデオで経過を記録しておりますから、施術後、開口や歪みの改善を確認していただきながら刺激への注意と理由を再度説明。

「じゃ、今までやってきた口の運動もやめといたほうがいいですね。」

わかっていただけたみたいです。

もう少し余裕ができてから必要であればおこなってください。

カラダは自律神経によって守られ管理されている

心臓が意識しなくても動いてくれて、呼吸も意識しなくてもできている。

これは自律神経のおかげです。

この仕組みがカラダに緊張を入れてきます。

イライラしたら胃が痛くなったり、下痢したり、便秘したり、人前に出るときにはカラダ全体が固くなったり、みたいな内臓や筋膜に緊張が入るのも自律神経など無意識下で働いてくれている仕組みが起こしていることです。

一時的なイライラやプレッシャーであれば、そのことが終われば解放されますが、ストレスの内容によってはカラダに残ってしまって蓄積現象が起きる訳です。

緊張の蓄積現象のイメージ

蓄積による緊張の高まりで整体的不調が起きているわけですが、マッサージや捻ったり叩いたりしてもこの緊張は消えないわけです。

消えないだけであれば、現状維持で済むのですが、刺激を入れると自律神経など先ほどの仕組みが、刺激が入ってくる箇所に緊張を入れて守ろうとします。

すると、かえって硬くなり緊張は高まる。

これをカラダの防御反応と呼んでおります。

元の状態に戻す力は皆様が持っております。それを妨げないことが改善の早道です。