坐骨神経痛の方からお電話。1週間先のご来院までストレッチを辞めてもらうと...

坐骨神経痛を悪化させるストレッチやマッサージ

のコラムで書きましたが、痛い箇所に刺激を入れるとカラダの防御反応によってかえって緊張が高まります。

つまり、悪化することが多いのです。

傾向として、特に坐骨神経痛の方に悪化されて来られる方が多いと感じています。

今回、お電話で、

「坐骨神経痛で整体を受けたいのです。」

「病院で言われたとおりにストレッチに励んでいるのですが、良くならなくて。」

もしや!?

今回のとりあえず1週間後のご予約日まではストレッチやマッサージを辞めるようにお願いしました。

すると、

立てないくらいに痛みが出る坐骨神経痛の60代女性がご来院

「言われたとおりにストレッチとか辞めてみると、しびれの出方が狭まってきました。」

やはり、刺激に対する防御反応が悪化にかかわっています。

ヒアリングの経緯では、最初腰だったのがだんだん痺れとして足に広がっていって、数か月前には立てなくなるほどに悪化されたということです。

初回の施術では、前後屈での腰の痛みが軽減、しびれがふくらはぎに少し残る、そして、座った時の痛みは6割残った状態で終了。

(2回目施術 4日後)

「立てなくなるような電気の走るレベルの痛みが出なくなりました。」

「座った時の痛みは接地面ではなくて腰に近いほうと股関節内側に変わってきました。」

施術後は座って足を動かすと仙骨周りにジンジン響くレベルに軽減、股関節の辛さなし、前屈後屈も仙骨周りに痛みが残るレベル、しびれは足の甲に少し残るレベルまで軽減して終了できました。

物理的に何かしないと改善しないという考え方を捨てるほうが良い

不調が出た時って何かやりたくなります。

叩いたりとか伸ばしたりとか。

それによって辛さが緩和する場合もありますが、根本の解決にはなっていないと考えたほうが良いと思います。

なぜかといえば、痛みなど不調は脳が理由があってその箇所に出していることだからです。

  • 使いすぎという状況を痛みで知らせてくれている
  • 悩みすぎると脳が疲労します。脳の疲労を回避するため脳が痛みを出して意識を痛みに向けさせて疲労を回避しようとする
  • 合っていない状況を痛みで知らせてくれている(合っていない履物やサポーターなど)
  • 日常の自律神経からの緊張が蓄積して、それが許容範囲を超えて痛みとしてでている
  • 病気を知らせてくれている

理由に対して対策することができれば、脳は痛みを出さなくなります。

しかし、その理由を考えた場合、不調箇所に刺激を入れるという行為が痛みの対策になっていないことがわかります。

防御反応に注意

ストレッチやマッサージを行うことが意味が無いだけであれば、それによって悪化することはないはずなのですが、カラダには防御反応という仕組みがあります。

刺激に対して守ろうとその箇所に緊張を入れてくるのです。

鉄棒をしたら豆ができたり、ペンだこができたりと同様の作用と考えていますが、刺激箇所に緊張が入り、結果的に硬くなるので悪化するのです。

今回のお客様も最初は腰だけだったのが、ストレッチで徐々に痺れとして足に広がっていったわけです。

治癒力は誰しも備わっている

治癒力が働きにくくなっていることも手伝って不調が出ているわけですが、全く働いていないわけではないので、防御反応を起こすことを行わなければ少しづつ改善をしていきます。

早く改善を進めたい場合は、本来の原因に対してアプローチしてくれる機関を選ぶことが大切です。

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