鍼、灸、強いマッサージなどのショック療法で悪化する状態とは

2年前に、じっとしていても痛い重度の五十肩の50代女性が来られて、6回の施術で改善されました。

防御反応が強く回数がかかりました。

「今度は左腕が上がらないんです。」

と、久しぶりに再来院。

痛み具合が前回とよく似ています。

前回同様、何かされていますね。

整体チェック法でチェックしていくと防御反応が何度も反応してきます。

痛い箇所に刺激を入れられたのでは?

「鍼と、灸と、マッサージをしました。」

「だって、ここまで来るの遠いから...。」

防御反応は一番厄介な緊張

施術では、

緊張の開放量に比例して可動域は徐々にアップしていきました。

しかし、量が多く時間がかかります。

おそらく、前回ほどではないかもしれませんが、回数がかかるでしょう。

先日来られた足が上がらない60代女性も同様に防御反応が反応。

ヒアリングから痛い箇所に刺激を入れられていたことがわかりました。

防御反応は自律神経など無意識に働いてくれている器官が、自分の体を守ろうとして入れてくる緊張なので、解放しにくい緊張の代表的なものです。

それが多重にかかわっている状態はとても厄介な状態なのです。

ショック療法と補う療法、カラダの余裕との関係

「お風呂上りに冷水を足にかけるとかえって発熱しますよ。」

という健康法があります。

これはショック療法になります。

カラダに余裕がある方(元気な方)はそれをきっかけにして、持っている治癒力がうまく働いて体温調節機能を促進する場合があります。

冷えが極度に進んでいる方がおこなうと、悪化促進の場合があるので注意が必要です。

これが、適温で温めるという『補う療法』であれば安全に改善を期待できます。

ショック療法を入れないほうが良い状態とは

カラダの余裕は緊張の蓄積量とかかわりがあり、カラダに付帯する蓄積が少ない方ほど余裕があるという言い方をしています。余裕があるほど元気で、自分の力で元の状態に戻す力が活性化しています。

辛さが出ている方は、緊張の蓄積が多く許容範囲を超えることで緊張が高まっています。

=カラダに余裕がない状態。

その緊張箇所(痛い箇所)にショック療法をかけると、刺激に反応してさらに緊張を高めてしまう場合があるわけです。

鍼、灸はとても優れた療法です。

マッサージに助けられたことは私自身多々あります。

しかし、おカラダの余裕がない状況であれば、ショック療法を選ばないほうが良いのではと、施術を通じて感じています。

※注意 整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

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