本当に姿勢の悪さがかかわっているのか?PC作業で背中の痛みと目の疲れ

当院でお客様に姿勢のアドバイスをすることはほとんどありません。

理由としては、姿勢の悪さは原因ではなくて結果であることが多いからです。

緊張の蓄積のアンバランスが捻じれや姿勢に関わるイメージ図

緊張の蓄積のアンバランスが捻じれや姿勢に関わるイメージ図

緊張の蓄積の結果、姿勢が悪い方向にねじれたり傾いたりしている。

しかし、原因ではないが、きっかけになっている場合はあります。

今回は、背中の痛みと目の疲れで久しぶりにご来院のお客様。

6か月前に営業現場から管理者に変わられて、デスクワークが増えたらしいです。

一ヶ月前から背中の痛みと目の疲れが続いているんです 30代男性

「半年前から部署が変わって、デスクワークの時間がものすごく増えて。」

「一ヶ月前くらいから、背中の痛み。」

「パソコンの時間が増えて、気づいたら、カラダが斜めになって座っているからかなあ?」

「あと、目の疲れ。朝、目が開かない感じなんです。」

整体チェック法で、整体要因リレーションを確認すると

(背中の痛み)

  • 冷えからの内部緊張との連動 20%
  • ストレスが直で関わる 20%
  • 脚部の緊張との連動 40%
  • 肩甲骨との連動 20%

(目の疲れ)

  • ストレスが直で関わる 50%
  • 冷えからの内部緊張との連動 20%
  • 肩の緊張との連動 25%

整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張を相対解除の間接手法を使って開放していきます。

単純に、冷え(温度差)やストレスの蓄積による不調です。

古い緊張の開放を促していくと、

複雑にはなっていないのでスムーズに緊張が開放されていきます。

チェック法の反応が落ち着いたところで確認。

「目、大丈夫です。」

「ん。背中も取れている。」

念のため、再度、残緊張のチェックを行い確認。

「大丈夫です。軽くなっている。」

短時間で終わりました。

姿勢の負荷が不調にどこまで影響するか?

施術の経緯からも、

よくある冷え(温度差)とストレスによる自律神経の乱れで生じる緊張が、自然に蓄積したお辛さでした。

目の疲れみたいに負荷と関係ない箇所の辛さも、背中の辛さも、原理的には自律神経が関わる緊張の蓄積で起きていたのです。

負荷による影響は休めば取れることが多い

姿勢を原因と気にされていましたが、負荷による不調はよほどの強制性がないと、いつまでも続くような不調にはなりにくいと実績から感じています。

使い疲れは、休めば取れることが多い。

姿勢は原因ではなくきっかけになっている場合がある

普段のストレスによる緊張は、

  • 過去に何か起きた箇所(手術・怪我・事故など)
  • 何らかの負荷がかかっている箇所
  • 刺激がかかっている箇所

などに向かってかかりやすくなる傾向があります。

ストレスで胃が痛くなったり、お腹を壊したり、これと同じメカニズムで緊張が筋膜(筋肉)にかかったらコリになるんです。

蓄積が多くなるとコリから痛みに変わる。

これは、

  • 不調箇所に異状が生じて痛みが出ているわけではない

今回は、姿勢の悪さで負荷がかかっている箇所に緊張の矛先が向かったかもしれませんし、ゴルフもされますので、偏った負荷のかかり方で、ストレスによる緊張が偏った形にかかりやすい傾向ができあがっていたとも考えられます。

姿勢について考える

なんだか、左右対称が正解で、非対称が悪いというイメージを植え付けられてしまっている感じがします。

こういう私も、自律神経に着目した整体や三軸修正法に接する前は、そういう固定概念で正否を考えていた時期があります。

順応するという人間の能力

最近はあまり見かけませんが、農作業に従事されている方で、腰や背中が曲がってしまっている方がおられます。

これは、農作業という低い位置での作業をしやすいようにカラダが順応していると考えています。

職人の方とかで指や特定の部位が変形されている方。

これは、その作業に耐えられるように順応して変形しているのです。

元の状態より変形している状態の方が作業に都合が良いのです。

カラダは自然と楽な姿勢を選ぶ=カラダに優しい姿勢

「気づいたら、カラダが斜めになって座っているからかなあ?」

と、感じた時点で蓄積が進んでいた可能性もあります。

緊張層の蓄積現象

気づいたら斜めになっていた=カラダにとって優しい姿勢

蓄積が進むと、緊張のテンションの左右差が生じます。

「悪い姿勢を取ってはいけない。」という意識で考えると、テンションの左右差に逆らって、「真っ直ぐに良い姿勢を保とう。」と考えると思います。

しかし、カラダ側としてはどうでしょう?

『テンションの左右差に逆らわないで、身を任せる。』

これが、楽なはずなのです。

カラダは、自然と楽な方を選ぶのです。

したがって、社会通念上よくない姿勢でも、カラダの状態(緊張の蓄積具合)によっては、その崩れた姿勢の方がカラダに優しい姿勢と言えます。

つまり、崩れていても、そのタイミングではデスクワークを長持ちさせる良い姿勢と言えます。

注意点:矯正のタイミングを間違えると不調が広がる

この理屈で考えると、大切なのは、緊張の蓄積を取ることになります。

蓄積を取らずに姿勢矯正すると、アンバランスなテンションに逆らうことになりますので、カラダ側からすれば、それを阻止する意味で緊張を入れてくる場合があるからです。(カラダの防御反応

「肩甲骨はがしを受けたら、次の日痛みが出てきました。」

当院の新規様から時々伺うフレーズ。

実際には、肩甲骨はがしが悪いのではなくて、緊張の蓄積が高まった状態なため、肩甲骨はがしをするタイミングではなかっただけの話です。

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整体院ほぐし庵

完全無痛の技術。
技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の開放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
病院の検査で異常ない全身のお辛さに対して変化が期待できます。

整体改善事例は、
ブログ →岡山整体修行日記 をご参照ください。
※注意 整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。