左膝の手術の後に出てきた腰痛と歩きにくさ

手術を受けて完治した後に、歩きにくさが出たり他の部位の痛みが出たりすることはよくあります。

ギプスなどで固定化され、いつもと違う状態になっていた期間が長いと、はめていた時のカラダの負担、外れた時のカラダの負担、双方とも大きなものがあると思います。

機能改善を目指すときに、マッサージや医療のリハビリは意味があることなのだろうと思うのですが、自律神経に着目した整体の施術経験から、並行しておこなっていただきたいことがあります。

それは、カラダの緊張の蓄積を減らすことです。

緊張の蓄積が減るとズレや辛さが変化するイメージ図

緊張の蓄積が減るとズレや辛さが変化するイメージ図

経験から、手術後に出てくる不調は、緊張の蓄積による影響が大きく、普段のストレスなどによる緊張が、かばう側の腰であったり、手術した箇所などに集中してかかりやすくなる傾向があることがわかっています。

これらを取ることで痛みや可動域、動きのパフォーマンスは向上し、リハビリなど受けた際もその良さをカラダが吸収しやすくなると思います。

左膝の手術入院から退院して右の腰痛と歩きにくさが出てきた

「左膝の痛みは手術だからしょうがないけど、右の腰が痛く重だるい。」

「長く歩けないんです。」

「手術は7ヶ月前で人工の骨を入れて、3ヶ月間入院してたんです。」

ご紹介でご来院。70代女性。

10cmくらいの切開痕があります。

立位で腰の重だるさ、前かがみの姿勢、のることができません。

歩くと左足をかばい気味で膝に痛み。

整体チェック法で腰痛との連動部位を確認してみると、

  • 冷えからの内部緊張との連動 40%
  • ストレスが直で関わる 20%
  • 肩の緊張との連動 20%
  • 頭の緊張との連動 20%

緊張の蓄積の古い緊張の開放を促し、部位間連動など不調との因果関係を解いていきます。

最初の確認で、

「ん?わからない。」

蓄積が多いです。

再調整で、ストレス系の緊張が反応してきました。

開放しにくいので、お客様に協力していただく開放手法で開放。

再確認で、

「え?さっさと歩ける感じ。膝もいいよ。」

「腰も楽。後ろにのれる。」

さらに、再調整で、立位もずっと真っ直ぐなり、歩きやすく腰も楽になっていただき終了できました。

まだ緊張の蓄積は深部に残っていますので、それが出てくることで少しの戻りは出てきますが、あと数回の施術でカラダに余裕ができて歩きやすく安定すると思います。

大切なのはカラダに不要な緊張を溜めないこと

施術では、揉んだりストレッチを入れたりなど、その場だけの手技は一切入れていません。

緊張の蓄積の、不要な古い緊張について、カラダ(脳)に認識してもらい開放を促しただけです。

緊張の蓄積がカラダの許容範囲を超えて不調が出るイメージ図

緊張の蓄積がカラダの許容範囲を超えて不調が出るイメージ図

蓄積は、小さいころも含めて過去からの残緊張によって起きています。

事故であったり、手術であったり、怪我であったり、心的ストレスであったり、昔のことでも、その時にきっちり正しい対処ができていなければ、不要な緊張が残ったままカラダに蓄えられた状態になっている場合があるのです。

それらも含めて蓄積を減らして、カラダの許容範囲内に収まればお辛さは減り、動きのパフォーマンスもアップしてきます。

普段のストレスも蓄積を生んでいる

今回の施術では、冷え(温度差による自律神経の乱れ)と日々の心的ストレスによる蓄積が主でした。

手術の前からあったことと思われます。

では、なぜ長く歩けない状況になったか?

ギプスや入院による体力低下や負荷の問題はありますが、退院後4ヶ月経っているわけです。

今回の施術経過から、

  • 手術という特殊な状況下でのマスキング的緊張層が発生していた
  • かばったり負荷がかかる箇所に自律神経からの緊張が集中しやすい
  • メスの入った箇所に緊張が溜まりやすい

つまり、退院後4ヶ月経っていれば、ある程度元の状態に戻っても良いはずなのですが、

日々の心的ストレスによる蓄積が、かばった箇所やメスが入った箇所など偏った箇所にかかりやすくなった。

そして、マスキング層(広い範囲で緊張が覆ってしまうこと)により自然な緊張の開放が妨げられた状態になってしまっていた。

以上から、可動制限とバランス不良が起き、長く歩けない状況になってしまったと思われます。

つまり、緊張の蓄積の要素としては、今回は、普段の心的ストレスや温度差ストレスによる影響だったので、それをリセットする習慣を取り入れていたなら、退院後の経過はもっとスムーズに元に戻っていたと推測します。

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整体院ほぐし庵

完全無痛の技術。
技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の開放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
病院の検査で異常ない全身のお辛さに対して変化が期待できます。

整体改善事例は、
ブログ →岡山整体修行日記 をご参照ください。
※注意 整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。