顎の痛みの原因?顎のズレとの因果関係を紐解く

顎が痛い!

一度、顎の痛みが出た方は、何度か繰り返される場合もあるみたいです。

顎関節症を専門として施術を行ってきて感じること。

  • 痛みを繰り返すのは生活習慣に課題がある
  • 顎のズレ(関節円板のズレ)は痛みには関係していない

顎の痛みに悩むあなた様の改善のヒントになればと、整体実績を基に解説したページです。

顎の痛みの改善実例で痛みと顎のズレの相関を考える

顎の痛みとズレがある、動画公開を許可していただけた、以下2事例で痛みとズレの相関を考えていきます。

痛みとズレに関して、経過としては、この2事例が平均的な代表事例になっていると考えています。

噛む時と開ける時の右顎の痛みと口の開きにくさ 20代女性(動画)

顎の痛み 顎のズレ
初回施術前 右顎に痛み 開口不十分
ズレと緊張
初回施術後 痛み無くなる 開口不十分
(ズレ有)
2回目施術前 痛みあまりない
噛める
開口不十分
(ズレ有)
2回目施術後 痛み無い 開口十分
ズレ少なく開放

顎の痛みと関節円板のズレ 20代女性(動画)

顎の痛み 顎のズレ
初回施術前 右顎に痛み ズレ感有り
(ズレ有り)
初回施術後 痛み無くなる ズレ感減る
(ズレ有り)
2回目施術前 痛み出る ズレ感有り
(ズレ有り)
2回目施術後 痛み無い ズレ感有り
(ズレ少ない)
3回目施術前 痛み無い ズレ感有り
(ズレ少ない)
3回目施術後 痛み無い ズレ感少ない
(ズレ少ない)

2事例から顎の痛みと顎のズレの相関を考察

上記、2つの整体実績から言えること。

  • 顎の痛みは顎のズレより早く改善している
  • 顎の痛み・ズレどちらも緊張の蓄積と関係している

この2点が明確に言えることです。

施術では、顎に刺激を入れずに「緊張の開放」の手技をカラダに入れるだけで変化した結果です。マッサージや押圧やストレッチは入れていません。

つまり、緊張の蓄積が減ることによって、顎の痛みと顎のズレは改善するが、顎のズレが残っていても顎の痛みは無くなる場合があるということです。

顎がズレているから痛みが出ているという理屈は当てはまらない

そして、他の方の事例からもこれは言えることなのです。

以下、実績を基にした理論的裏付けです。

顎の痛みと緊張の蓄積との関係(理論的裏付け)

自律神経の乱れと緊張の蓄積現象

ストレスにより自律神経が乱れて、内臓や筋膜(筋肉)に緊張が入ります。

  • イライラしたら胃が痛くなる
  • 緊張したら下痢をする
  • 試合の時にはいつもの実力が発揮できない

など。

これらであれば一時的な緊張であることが多く、ストレス事象が過ぎると緊張は開放されます。

しかし、

  • 継続的なストレス要因
  • 一度に複数のストレスがかかる

このようなことがあると、緊張がカラダにかかったまま残ってしまう場合がある。

入ってくる量が多いと上乗せでかかって量が増えます。

これを緊張の蓄積現象と呼んでいます。

継続的ストレス要因とは、

  • 冷え(温度差)ストレス
  • 責任感・不安・不満・感情の抑圧ストレス
  • 物理的刺激に対する防御反応

これらが代表的なものです。

緊張の蓄積が許容範囲内であれば痛みにはならない

神経を通じて内臓系や筋膜(筋肉)に入る緊張。

人によって緊張のかかりやすい箇所は様々です。

顎のズレについては、下記リンクにまとめています。

顎のズレの原因?整体実績から紐解く
顎のズレ(関節円板のズレ)がなぜ起きたか?原因は? 特に何かをしたわけではない。 しかし、気づいたら、 口を開...

顎のズレは、カラダに付帯した緊張の左右差がもたらすテンションの差が、顎関節周囲に生じた時に発生する。

顎の痛みは、

  • 緊張の蓄積が顎周辺にまで及んだ
  • 筋膜を通じた連動現象が顎に影響した

ことによって生じているわけです。

カラダの許容範囲を緊張層が超える図
蓄積と連動現象が許容範囲を超えると痛みとして表面化する。

上図の右は、

  • カラダの許容範囲を超えたので痛みになっている

上図の左は、

  • 痛みにはなっていない。しかし、緊張の蓄積はある

つまり、痛まない状態でも緊張は残っている場合があるので、テンションの左右差があれば顎のズレは生じる可能性があるのです。

顎の痛みとズレに相関が無いのは、この理屈によると当院では結論づけています。

蓄積が減るとその場で顎の痛みもズレも変化

自律神経に着目した当院の整体では、緊張の蓄積を減らす技術があります。

技術について簡単に説明します。

蓄積の大半は、本来は抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれをカラダに気づかせ、開放するように促していけば蓄積が減り、その場でカラダが緩んでズレも痛みも変化していくのです。

緊張の蓄積が解放されるイメージ図

緊張の蓄積が解放されるイメージ図

気を付けるべき生活習慣

まず大切なのは、顎にマッサージや押圧を行わないことが大切です。

それで悪化している事例を多々見るからです。

無意識に起こるカラダの反応と刺激の関係
自分のカラダは自分が一番知っている? ドキドキしたとき、からだはどうなりますか? 意識しなくても心拍数が上がり、カラダが緊張します た...

次に、自律神経を乱し、蓄積に関わるストレスは、

  • 冷え(温度差)ストレス
  • 心的ストレス

この2点が主なものです。

このうち、冷えストレスに対してご自宅で対策していただくだけでも、長期的には効果が出てきます。

冷え(温度差)による緊張については、自律神経の乱れという意味で、意外と盲点になっていて、一部の実績を出せている医師や治療師からしかこの提案が聞かれないのが実情なのです。

根本解決を考えた場合、温度差による自律神経の乱れを日常の中で抑える努力をされている方は、改善が加速的に早まることを日々の施術から感じています。

温度差を日々リセットするために、冷え取りが有効ですが、冷え取りの湯温には個人ごとの最適値がありますので注意が必要です。お客様ごとに整体チェック法で温度と時間を確認してお伝えします。
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