無意識に起こるカラダの反応と刺激の関係

自分のカラダは自分が一番知っている?

ドキドキしたとき、からだはどうなりますか?

意識しなくても心拍数が上がり、カラダが緊張します

たとえば、一人で夜道を歩いていて、後ろから怪しい足音が近づいてきたら
“瞬時にカラダが緊張し、心拍数があがり、血圧も上昇します”
すぐ動けるように、カラダが警戒態勢になるわけです。

意識しなくても、自律神経など無意識に働く器官のおかげで、この様な変化がカラダに起きます。
私たちは、自分のカラダは自分が一番知っていると考えがちですが、自分で意識して動かせるのはその一部で、大半は、無意識に働いている器官によって管理され、守られています。

たとえば、ストレスを常に浴びていると

ストレスは五感を通じてカラダに入ってきます。ストレスに対して自律神経はカラダを緊張させて守ります。そして、ストレスが去るとカラダを緩めて開放します。

常にストレスにさらされていると、カラダが過剰に反応してしまって、緊張が解けなくなってしまうことがあります。 これにより、

  • 継続したコリや歪み、痛み
  • 不定愁訴

などの症状が現れてきます。

姿勢や負荷に関係なくコリが発生する時は、こういう原理が働いていると考えています。

たとえば、強い刺激をカラダに常に与えていると

筋肉を強い力で押さえると、無意識に働く器官は反射的にそこを防御する方向に働きだします(当院では防御反応と呼んでいます)。 具体的には、筋肉や皮膚を硬くして守ります。

極端な事例では、ペンだことか外反母趾などをイメージしていただけたらと思います。

継続して、刺激が入ることで、

  • 刺激部位が緊張を解かなくなる
  • 硬さを増して、こぶのようになってくる

強いマッサージなどは、頭では気持ちよく感じていても、カラダはその部位を硬くしてしまう場合があります。

☆2013/2/19放映 カスペ『間違いだらけの健康ジョーシキ』より抜粋
【肩こりは揉んでも治らない】
東京女子医科大学東医療センター 神戸克明先生(整形外科医)

肩もみ前後の肩の固さの推移

肩もみ前後の肩の固さの推移
{肩の固さを計測機で測って、揉んだ後、硬さがどの様に推移するかの実験}
一旦、やわらかくなりますが、2時間後には揉む前より硬くなっている。

肩たたき前後の肩の固さの推移

肩たたき前後の肩の固さの推移
{肩の固さを計測機で測って、肩たたきの後、硬さがどの様に推移するかの実験}
若干、やわらかくなりますが、2時間後にはたたく前よりはるかに硬くなっている。

どちらも施術前より硬くなっていること。そして、『たたく』という強い刺激では『揉む』行為より硬くなっていることがグラフから読み取れます。
これは、無意識にカラダを守ってくれている機関(自律神経)が刺激に反応してその箇所に緊張を入れていると解釈しています。

無意識に起きるカラダの反応を理解することが大切

つらい箇所を刺激すると?

脳が刺激を検知し、その箇所を守ろうとその箇所に緊張を入れてくる。

結果、痛みが刺激の前より増す場合がある。

元々の要因 + 刺激による緊張 = 痛みが増幅

この様なことが起きてしまうと考えています。

施術では、無意識に働いている機関(自律神経など)を逆撫でないことが大切と考えています。

  • 「寝違ったから首を揉んだら、首が動かなくなりました」
  • 「腰が痛くて強揉みマッサージに行ったら立てなくなった」
  • 「いつもより長くマッサージチェアに乗っていました。その後ギックリ腰になって...」

自律神経など、無意識に働く器官の特性を知ると、『普段してはいけないこと』や『施術に必要なもの』が見えてきます。

カラダの緊張は、脳(無意識脳+自律神経)が起こしていることなので、脳が緊張を辞めてもいいと判断できる条件を揃えるだけで、その緊張を解放してくれます。

当院では、自律神経の特性に着目した技で自然に元の良い状態に戻す整体をおこなっております。