足底の急な痛みで靴が履けなくなった40代女性の事例から痛みについて考える

「踵だったり指の付け根だったり、痛みが移動するんです。」

と、いつもの靴が履けなくなってしまったお客様がご来院。

歩く時の足底の痛みの位置が、日々変わる事例は、緊張の連動現象(引き合い現象)やストレスが関わっていることが多いです。

つまり、足底自体に原因が無いことが多いのです。

今回は、足底痛の施術事例から、不確定な痛みについて考えていきます。

足底の急な痛みで靴が履けなくなった40代女性の事例から痛みについて考える

「2週間前に、急に左足の裏が痛むようになって。」

「靴を履いて5分もすれば出てきます。」

「踵だったり指の付け根だったり、痛みが移動するんです。」

「左足裏が痛むときは、同時に右の股関節と右膝が痛くなるんです。」

「でも、素足になると痛みは感じなくなります。」

「普段履いていた靴が、一足を除いて全部履けなくなりました。」

40代女性。

ヒアリングをすすめていくと、元々、

  • 小5からの腰痛(左腰)
  • 高3からの膝痛(両方の膝)
  • 長年の肩こり(左肩)

があり、ご来院のきっかけは足底痛でしたが、特に膝痛には有名な医師を頼ったり、手術もしたり、他の様々な民間療法も試されていて、膝が一番の悩みらしいです。

動きの確認では、

足底痛は靴を履いて5分経たないといけないので、ここでは未確認。

膝は数回の屈伸ではなんともありません。飛行機に乗ったり正座したり同じ姿勢が続くと、辛い痛みが出るらしいです。

腰痛は朝だけ、肩こりは出たり引いたりらしいです。

整体チェック法でみた不調との連動部位

それぞれの辛さの共通点として、

  • 内部に溜まった緊張との連動

これが、40%以上占めていて、それ以外も、他の部位からの連動になっていました。

動きではさほど辛さが出ないけど、長時間の同じ姿勢や動きで辛さが強く出てくるケースによくみられるリレーションです。

整体チェック法で反応する緊張層に対して、緊張の解放を促す手法で蓄積を減らして、初回は終了しました。

2回目の施術のヒアリング(6日後)

「すっごい痛みが取れました!」

「靴が履けています。」

「肩こりとか腰も結構減りました。」

足底痛に関しては、これ以降は出てきませんでした。

他部位の日常での改善感は、

  • 朝の腰痛は3回の施術後
  • 膝痛は7回の施術後

という経過になりました。

緊張の連動現象なので状況によって影響が変わる

痛みがあると、その箇所に何か起きていると考えてしまいます。

病院で異常が無い整体の範疇の痛みは、自律神経の乱れが関わる緊張の蓄積現象と筋膜を通じた連動現象(引き合い現象)で起きています。

蓄積に関わりやすい自律神経の乱れ要因は、心的ストレスや温度差ストレスが主です。

緊張の蓄積がコリや痛みや歪みを生むイメージ図

緊張の蓄積がコリや痛みや歪みを生むイメージ図

筋膜によって全身がつながっています。カラダ全体を覆うスーツを着ているようなイメージで考えていただけるとよいかと思いますが、一か所で起こったことは、必ず他部位に影響します。

内臓系も筋膜につながり固定化されているので、内部に溜まった緊張の影響は様々な部位に影響します。連動や引き合い現象が常に起きている。

かみ合わせや咀嚼がカラダに影響することは周知のことと思いますが、その逆も然りで、たとえば、顎関節症のようなアゴの不調はカラダの影響を受けて起きていることがほとんどで、お互いに影響しあうことが実績から明確です。

負荷がかかっていない状況で出る痛みと連動現象の関係

数回の屈伸で痛みが無いのに、飛行機の座席に座っているような、負荷がかかっていない状況で膝に強い痛みを感じる要因の一つとして、この連動現象との関りがあります。

全身の緊張バランスによる影響が、座るという姿勢で結果的に膝に痛みとして現れやすくなっていると考えられます。

膝自体は異状ないが、

  1. 同じ姿勢というストレスが高まる状況(緊張が増える)
  2. 連動現象が膝へ関わりやすくなっている

ことで、座っているのに膝が痛くてたまらない現象が起きていた。

連動現象は不確定な痛みを生む

「踵だったり指の付け根だったり、痛みが移動するんです。」

この様な現象は、ストレス痛で起きることがありますが、今回は、連動現象による痛みで、その時の緊張バランスによって影響する位置が変わって起きていたと思われます。カラダ(脳)としては、疾患による痛みではないので、特定の個所に痛みを出す必要はないわけです。

「でも、素足になると痛みは感じなくなります。」

も、同様で、靴が問題なのではなく、

その時の緊張バランスで、影響する位置が自由に変わっているだけなのです。

「左足裏が痛むときは、同時に右の股関節と右膝が痛くなるんです。」

チェック法では、仙腸関節と左足底との連動が見られたので、いつもは両膝に出ていた痛みが、左足だけ仙腸関節と足底との引き合いにより、膝ではなく足底に出るように変化したと考えています。

カラダ全体の緊張が高まって余裕がないことへのシグナル

腰痛事例で、緊張の蓄積が許容範囲を超えると痛み、余裕ができると痛みが出にくくなる図

自分自身の許容範囲に対して、緊張の蓄積がオーバーしていたり、余裕がなくなることで起きるのが、整体の範疇の辛さです。

単純に言えば、カラダ全体で不要な蓄積が多くなっていることを痛みというシグナルでカラダが教えてくれたということ。

靴やインソールの改善とかより先に、自律神経に着目した対策をすることが改善の早道になります。

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整体院ほぐし庵

完全無痛の技術。
技術的特徴
●不調の原因(緊張)を捉える技術(整体チェック法)
●緊張の開放を促す技術
この2つが一体化していることが特徴。
緊張の開放に比例した、不調やバランスの改善をその場で確認できます。
病院の検査で異常ない全身のお辛さに対して変化が期待できます。

整体改善事例は、
ブログ →岡山整体修行日記 をご参照ください。
※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。