他院との技術の違い

「揉まないって?どうされているのですか?」と、お客様や同業者様から技術的な問い合わせがあります。

揺らす整体で幅広く結果が出せるようになり天狗になっていた頃、時々、なぜかどうしても緩められないケースに遭遇した経験がありました。

自律神経の仕組み(脳)がコリや痛みを生んでいる

自律神経に着目した技を導入して追求した結果、以前の『なぜ?』がわかるようになり、さらに施術の幅が広がっていきました。

『カラダの機能を妨げているものを取り除くことで、本来の状態に戻していく整体』

これが当院でおこなっている施術です。

私の技術変遷の過程を記すことで、整体的不調がなぜ起きているのか、何に対してアプローチしているのか技のイメージがしやすくなると考えてこのページを作りました。

自律神経に着目した整体が生まれた経緯

最初に習った技術

カラダや骨の左右差を診て関節や骨にアプローチしたり、カラダをひねったりすることで左右差を少なくしていく技術。

最初に習ったこの技術で京都で開業しました(2006年頃、半年間くらい)。

お辛さの変化はその場で起きたり、後から消えたりして、リピートもいただきました。

しかし、リピートの方を施術していて感じたこと。

  • ズレ(左右差)が元に戻っていることが多い
  • ズレが戻っていても痛みが出ていないことがある
  • 施術の間隔が開いていきにくい

開業して半年、私がこの技術に対して未熟な状態だったことは間違いないですが、疑問の払拭のために他の技術を求めるという選択をしました。

ゆらゆら揺らす整体

全くアプローチが異なる、『チェック法とゆらゆら揺らす技』で全身を整える、押したり揉んだりしない整体を習うことにしました。

開業しながら習い始めたので、お客様に事情を話して、習った技から導入していきました。

ソフトな刺激なのに、不思議とカラダが整うに比例してお辛さも変化。

カラダの機能がアップしていく、結果が出せる整体で、対処できる範囲が広がっていきました。

しかし、時々、なぜかどうしても緩められないケースに遭遇した経験がありました。

自律神経にアプローチする技術導入

ゆらゆら揺らす整体。

時々、壁にぶつかりながらも、経過全体では改善に向かうので、他の技術を求める必要を感じること無く日々を過ごしていました。

あるとき、この整体グループの講義で、揺らしたり痛点に触ったりせずに、特定のポイントに技を入れて、他の部位の状態に変化を起こす技の講座がありました。

「こんな技があるのか!」

自律神経の特性を利用した技です。

この技を知った時、『直接、悪い箇所にこの技をかけたら?』 と考えたのです。

  • 整体チェック法で技を入れるポイントを特定
  • ポイントに自律神経系の技を直接かける

試しに、ゆらゆら揺らす手技をかけて残ってしまったお辛さに対して、この技をかけてみると、物理的に刺激を与えていないにもかかわらず、その辛さがその場で消えたのです。

刺激を入れずにカラダが整うのか?

刺激を入れずに自律神経系の技だけでカラダが整うだろうか?

それが可能であれば、

  • 原因に直接アプローチするので改善が早まるにちがいない
  • 整体的不調の因果関係が明確になる(カラダへ理解が深まる)

トライしました。(2009年)

2010年、紆余曲折を経て、整体チェック法と自律神経系の技だけを使ってカラダが整う施術体系の原型ができました。

従来からのお客様に受けていただいて、揺らす手技より早く整い、バランス・可動域・お辛さもそれに合わせて変化することを確認できました。

実績を積むなかで、以前感じた、

  • ズレが残っていても、なぜか痛みが消えることがあった
  • なぜ、揺らす整体で緩まないケースがあったのか?

この疑問が明確になってきたのです。

整体チェック法と自律神経系の技でわかってきたこと

(整体チェック法とは、お客様の筋肉の反射反応を利用して、整体に必要な情報を取得するチェック手法です。)

緊張の蓄積で不調が起きていた

  • 何度も同じポイントに整体チェック法が反応することがある
  • 技をかけると、痛みの位置が変わる場合がある
  • 技をかける順序を間違えると変化が起きないことがある

施術体系の開発初期に直面したこれらの疑問点。

既に習っていたマスキングという概念と照らし合わせた時、

自律神経が入れた緊張が層になっているのでは?

ということに気付き、緊張が層になっているという概念で考えるとすべての辻褄が合ったのです。

  • 層状の蓄積なので、取っても同じ箇所が反応する場合がある
  • 表層の解放で下のパターンが現われるので、痛みの位置が変わる場合がある
  • 蓄積なので順序よく解放しないと表層の状態が変化しない

整体的不調は単一的な因果関係で起きているのではなく、自律神経がかかわる緊張の蓄積現象と筋膜が関わる連動現象によって複合的に起きていると実績からわかるようになりました。

緊張が蓄積して辛さが出ているイメージ図

なぜ蓄積現象が起きる?については、

実績からわかった整体的不調の発生メカニズム で解説しております。

 マスキング現象へのアプローチが改善を早めるもご参照ください。

不調とカラダの許容範囲

不調にはカラダの許容範囲との関わりがあり、緊張が溜まっていても許容範囲を超えていなければ痛まない。

合わせて、筋膜を通じた連動から、施術ポイントは痛い箇所以外であることが多くなるのです。

緊張の種類で表したカラダの許容範囲を緊張層が超える図

緊張層の解放でズレは自然と解消する

ズレの図

緊張のかかり方に左右差があると、骨がズレを起こします。

緊張を解放すれば、押したりひねったりしなくてもズレは自然に戻ります。

緊張のバランスが変わると辛さだけでなく骨のズレやカラダの歪みも改善するイメージ

複雑なズレの代表は顎関節症の関節円板のズレ。

以下の動画で、アゴに押圧など加えなくても、緊張の蓄積の解放だけで改善することを説明しています。

緊張層が減ると、元々備わっている機能が働き出す

内臓や筋肉(筋膜)にかかった緊張層が減ると、カラダが自由になり、元々備わっている機能が活性化してくることがわかっています。

  • 元の良い状態に戻そうとする力(自己治癒力)
  • 代謝など・カラダの仕組的なもの
  • 可動域・柔軟性

女性では、生理不順や生理痛改善のご報告や、病院で長年不妊治療されている方から「片側の排卵が止まっていたのが機能し始めた。」などのご報告をいただいております。

内部の緊張も緩んでくることで、食欲の無さなどの改善報告もあります。

自律神経が乱れてかかる緊張の蓄積が、本来働くべき機能に制限をかけてしまう場合があるわけです。

他院との技術の違い

カラダの機能の邪魔をしているもの、不調の元(緊張の蓄積)を取り除く整体。

正確に緊張をチェックする手法がある(整体チェック法)

どこに緊張がかかっているか?どの緊張からアプローチしたらよいか?などを筋反射手法でチェックしていきます。

その場で起きる変化から、その精度に自信を持っています。

緊張の自然な解放を促す技術

単純に言えば、過去の古い緊張が溜まってしまって不調になっているので、 自律神経の仕組みに に、今入れる必要がない緊張であることを気づかせることで、その場で解放が進んでいきます。

緊張解放の詳細は→ どんな整体?

カラダが自ら解放してくれるので、カラダ内部の緊張に対しても解放を促すことができます。無理なく筋肉が緩み、部位間の引き合いも減って筋膜のテンションバランスが整えられます。

一番の特徴:整体チェック法と緊張解放の手技が一体化していること

マッサージ・ストレッチ・押圧・牽引などの手法は使いません

マッサージやストレッチなど外からの物理的アプローチは、一時的には筋肉が緩む場合があるので、コリや痛みの体感的な変化はあると思います。

しかし、緊張の蓄積がそれによって減ることはないと考えています。

極力、最短で元の良い状態に戻っていただくために、緊張を起こしている自律神経に着目したアプローチで整えていきます。

自律神経に着目した習慣改善のアドバイスを重視

自律神経が乱れて緊張が筋膜にかかります。整体で古い緊張層を取っても、新しく入る緊張層が多いと意味が無いです。

自律神経の乱れを抑える習慣改善と古い緊張層の解放をおこなうことで、カラダは徐々に自由になり、本来の状態に戻ろうと動き出します。

病気や疾患でおきているのでなければ、全身のお辛さで改善が期待できる手法になっております。

カラダにエージングをかけるという意味で、ゆらゆら揺らす技を入れる場合はあります。

緊張の蓄積とその解放で辛さが減るイメージ図

良く耳にするアドバイスを自律神経で紐解く

技の説明は以上ですが、普段、よく耳にすることを自律神経の仕組みに当てはめてみます。

Q1:こういうこと言われたことありませんか?

  • 姿勢が悪いからここがこるんですよ
  • ここに筋肉をつければ治ります
  • この骨がズレているからだめなんです
  • ここがトリガーポイント、自分でも毎日揉んでください
  • 毎日この方向にカラダを動かして癖を取りましょう
  • ストレッチが足りてないんじゃないですか

Q2:こんな経験ありませんか?

  • 姿勢に気を付けてパソコン作業を行うがいつも通り肩がこる
  • 筋肉量の多いスポーツ選手にも慢性痛をかかえている方はいる
  • 腰が曲がっているご年配の方。必ず腰痛を持っているとは限らない
  • 揉んでも揉んでもまた硬くなる
  • 癖や左右差が消えていないのに辛くない時がある
  • 腰が痛くてストレッチを念入りにした。次の日痛くて動けなくなった

上記Q1Q2、過去に酷い腰痛に悩まされた私の経験も含まれていますが、いかがですか?

アドバイスと実際とは矛盾を感じる部分があります。

ストレスによる自律神経の乱れがかかわっていると考えると

  • 姿勢に気を付けても、自律神経が緊張をかけた箇所は硬くなってしまう
  • 筋肉量を増やしても、自律神経からの緊張が強まれば痛みにつながる場合がある
  • 姿勢の負荷だけの問題であれば、カラダの順応力だけで補える
  • 自律神経は理由があって緊張を入れてきます。揉んでもその理由が消えるわけではない
  • 癖や左右差があっても緊張の蓄積がカラダの許容範囲内であれば痛まない
  • 自律神経からの緊張には理由があるので、緊張箇所を伸ばすと防御反応をおこす

上記Q2が何故なのか自律神経に着目すると理解しやすくなりませんか。

自律神経に着目した整体をこれからも追及していきます。
(記 2016年1月)

※当院の整体は、精度の高いチェック法で辛さの要因を特定しながら技をかけていく、全く新しい手法の整体です。
旧来の理論による、按摩・マッサージ・指圧や鍼灸、カイロプラクティック(AKA-博田法含む)、バキボキ式の矯正は行っておりません。

【関連リンク】

緊張の蓄積→ 実績からわかった整体的不調の発生メカニズム

緊張解放の詳細は→ どんな整体?

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※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

2016年1月20日

Posted by 院長