首の痛み

整形外科など医療機関で異常なしと出た首の痛み。

ストレートネックと言われて対処できずにいるあなたへ。

自律神経による筋肉の緊張と首痛の関係

ご存じですか?

工場の下向き作業で首の痛みと肩の痛みが酷い20代女性の事例から(YouTube↓)

3年間の工場勤務で、ずっと下向き作業が続いている。

  • 首の痛み
  • 肩の痛み
  • 口が開きにくい

動画で、正面からも首が斜めに傾いていることがわかります。

挙上の動作は、動画に入っていませんが、腕はコリで上げにくい。

肩から肩甲骨の間に痛み。頭を動かしていただくと、上下の動きで強い痛みが首の後ろに出る。

下向きの負荷がかかるから仕方ないと考えがちですが、

  • 首の痛みと肩の痛みは初回の施術で解消
  • 口の開きにくさは2回の施術で改善

2回の施術後、一ヶ月開けたメンテナンスでも首と肩は大丈夫でした

  1. 首の痛みのポイントは下腹部緊張との連動だった
  2. 一ヶ月後再発無かったことから、首の痛みは下向き負荷の問題ではなかった

このお客様は、自律神経が体にかけてくる緊張解放をうながして筋肉を緩めることで改善しました。

自律神経に働きかける施術。

岡山ではあまり使われていない手法で、マッサージや揺らしたりストレッチ的な技は使いません。

首の形態や負荷の問題と首の痛みの関係

一般的には、ストレートネックの様に形態的な課題や筋肉にかかった負荷の問題、頸椎椎間板ヘルニアの様に椎間の異常が首の痛みの原因としてとりあげられることが多いです。

しかし、

負荷による一時的な痛みやこりは、休むことで抜けたり、筋肉がついて順応することで解決することが多いのではないか?スポーツをされている方は良く体感されていると思います。

慢性的に続く首の痛みやコリは、自律神経の乱れによる筋肉の緊張が関わっているので、休んでも抜けない状況が発生したり、横になって負荷がかからない状況でも辛さを感じたりするのです。

猫背もそうですけど、姿勢など形態による負荷の問題と、いつまでも続くこりや痛みは相関関係にないと施術を通じた観察から実感しています。

施術を繰り返し、慢性的な痛みから抜け出した後も、猫背やストレートネックという形態だけは残っている事例がたくさんあります。

なぜでしょうか?

順応姿勢という考え方

腰が90度に曲がったご年配の方は、最近あまり見かけなくなりました。農作業を生業にされている方が少なくなったからと考えています。

つまり、大半を農作業に従事されている方にとっては、腰が曲がった状態で縦横無尽に動けるほうが都合がいいはずです。

勉強をよくする方は、猫背になりやすい。勉強を長時間するうえで都合がいい形態だからです。

ボルダリングをされる方の中には、指の第一関節が常に曲がって伸びなくなってしまった方がおられます。でも、競技には都合がよい。

これらの事例は、環境に順応して体(脳)がその状態を選んでいる『順応姿勢』と考えています。

つまり、順応姿勢は作業や競技にとって機能しやすい姿勢といえます。

機能しやすい姿勢は、むしろ痛みの発生しにくい状態でもあると考えています。

骨の間の軟骨がすり減りや椎間の異常について

痛みは脳が発しています。

「軟骨がすり減っている」とか「頸椎椎間板ヘルニア」と言われてご来院のお客様の施術で、痛みの改善がみられることは珍しくありません。

病院と並行して、施術をお試しいただければと思います。

首の痛みに対する当院の施術方針

ストレスと自律神経の関係に着目

冒頭の下向き作業の事例もそうですが、施術実績から、ストレスと自律神経の関係に着目することで早い改善を目指せると考えています。

ストレスで自律神経が乱れ体にかけてくる緊張が痛みのもと

緊張が溜まって辛さが出ているイメージ図
緊張が溜まって辛さが出ているイメージ図

自律神経の仕組みに緊張を解放してもらう手法が必要です。

自律神経に働きかける手法で緊張を解放

自律神経が体にかけてくる緊張とは、単純に言えばが理由があって入れてくる緊張

ストレスを受けて自律神経が筋肉に緊張を入れているイメージ図
ストレスを受けて自律神経が筋肉に緊張を入れているイメージ図

ストレスの種類によって体にかかりっぱなしになり、徐々に溜まって首痛など不調に至るのです。

溜まった緊張を減らすには、

マッサージや揺らしやストレッチなど物理的刺激では、直接的には解放できないと考えており、緊張を減らすために自律神経に働きかける手法でアプローチしております。

当院の施術方法

病院で異常が無い不調は、自律神経の仕組みが体にかけている緊張の解放を促すことで改善することを説明しました。

緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ

緊張を減らす方法

当院では、【整体チェック法】という自律神経が起こす筋反射を利用して、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張をチェックできる手法を持っています。

緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせ、自然な解放を促し緊張を減らしていきます。

自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系にかかった緊張も安全に解放されるわけです。

緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。

95%以上の方に初回の施術で変化を体感していただけています。

詳細は → どんな整体?

施術を受けることで期待できる効果

他の不調の改善も同時に確認します

病院で異常がなかった不調のメカニズムは他の不調も共通です。

不定愁訴・こり・痛みなど他に気になる不調も教えてください。

ほとんどのケースで、緊張が減るに比例した変化が見られます。

バランス・可動域の変化

体に溜まった緊張が減ることで筋膜も解放されます。

  • 体のアライメント(バランス)が整う
  • 関節の可動域が改善する
  • 筋肉が緩む
溜まった緊張が減ると筋膜が解放され筋肉が緩みバランスも改善するイメージ

首の形態も変わる場合があります。

体に溜まった緊張が減ることで姿勢バランス改善_首の角度も改善されています
体に溜まった緊張が減ることで姿勢バランス改善【施術前比較】首の角度も改善されています

他の事例も見ていきましょう。

首痛が改善した30代女性の柔軟性の変化(後屈可動域・開口幅)

後屈可動域の変化(施術前比較)
後屈可動域の変化:筋膜が解放されて可動域アップ
開口可動域の変化(施術前比較)
開口可動域の変化:筋膜が解放されて開口幅アップ

緊張が減り筋膜が解放されたことで、首の痛みだけでなく、後屈可動域の向上と開口幅の向上が確認できました。

他の改善事例(ブログ)

習慣改善のアドバイス

施術でからだに溜まった緊張が減るに比例して、その場で首の痛みは変化します。

つまり、新たに入ってくる緊張を普段から減らすことができれば、緊張の少ない良い状態(不調の出にくい状態)を維持できるようになります。

新たに入る緊張に目を向けた習慣改善

緊張はストレスで自律神経が乱れて起きていること。

対策すべきはストレス(心的・温度差・物理的 など)。

自律神経の乱れを抑えていく習慣改善が、首の状態を安定させるために必要で、そのアドバイスを大切にしています。

改善の過程でやらないほうがよいこと

先述の他の部位からの影響は必ずありますから、痛みは首に出ていても、そこに施術ポイントは無いことが多く、首を揉んでも意味がないわけです。

むしろ、揉むことによって悪化してご来院されるケースが多いので注意が必要です。

施術回数の目安

平均的には、3回以内の施術でメンテナンスとして間隔をあけられる方が多いですが、状態による個人差があります。

  • 体に溜まった緊張の量
  • 刺激による影響
  • 生活習慣の影響

これらが、施術回数にかかわってくる要素です。

初回の施術の変化量で、おからだの状態があるていどわかりますので、初回施術後、改善回数の予測やお勧めの施術間隔などをお伝えします。(ご来院を強制するものではありません)

ブログの他の事例もご参考にしてください↓

施術モットー

  1. 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
    【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていく施術体系になっております。
  2. 施術後のお辛さの変化を確認します
    整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
    変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
  3. 習慣改善のアドバイスもします
    私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
Contact

整体院 ほぐし庵

Address : 岡山市南区築港新町2丁目11-10

【完全予約制】【駐車場有】

Tel : 090-9418-4644

Tel 受付時間 7:00~21:00(休業日も受けております)

Mail : 予約・問い合わせメールフォーム

不定休 → 営業予定表

Information:感染症対策について

※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

2012年5月5日

Posted by 院長