股関節痛・股関節の可動域

医療機関で異常無い股関節の痛みや可動域制限(減少)。

もしくは、変形性股関節症と診断されたが手だて無く、少しでも楽になりたい方へ。

辛い箇所だけのアプローチになっていませんか?

下図は、自律神経がかけてくる緊張の解放を繰り返すことで、その場で起きた股関節の痛みと可動域の変化です。

自律神経の乱れが起こす緊張を解放して、その場で、股関節痛と股関節の可動域・腰痛が変化した事例
自律神経の乱れが起こす緊張を解放して、その場で、股関節痛と股関節の可動域・腰痛が変化した事例

痛みが無くなり、可動域の改善が見られましたが、技をかけたポイントは股関節以外の箇所が多分にあったのです。

医療機関の投薬やリハビリで改善が思わしくない股関節の痛みは、骨格の状態・炎症以外の問題へも目を向ける必要があります。

当院は、自律神経がかけてくる緊張に着目した整体で、股関節の不調に対して結果を出しております。

股関節の不調の変化は、95%以上の方に初回の施術で体感していただけています。

股関節の痛みと可動域減少には自律神経の仕組みが関わっている

股関節の痛み可動域制限の改善と自律神経との関わり解説YouTube動画↓

たとえば、人前で緊張するみたいに、体が硬くなる現象。これは、自律神経の仕組みが筋膜に緊張をかけることで起きています。

ストレスを受けて自律神経が筋肉に緊張を入れているイメージ図
ストレスを受けて自律神経が筋肉に緊張を入れているイメージ図

人前というストレスがなくなれば、自然と緊張は解放されます。

しかし、ストレスの内容によっては、筋膜に緊張がかかりっぱなしになる場合があります。

このかかりっぱなしの緊張が、股関節の不調にも影響しているのです。

緊張の高まりが股関節の痛みと可動域の制限(減少)を生んでいる

自律神経が筋膜にかけてくる緊張が溜まることで緊張が高まり痛みなど辛さにつながります。

緊張が溜まって辛さが出ているイメージ図

緊張は筋膜を通じて連動する(引き合い)

人のカラダは筋膜の全身スーツを着ている状態。

緊張がかかることで筋膜を通じた引き合い(連動)が起きたイメージが図
緊張がかかることで筋膜を通じた引き合い(連動)が起きたイメージ

他の部位の緊張からの影響が起きるのは、筋膜を通じた連動現象があるからで、特に股関節にはその影響が集中しやすいと考えています。

からだに溜まった緊張と筋膜を通じた引き合い(連動)で、股関節周りの緊張が高まると、股関節痛や股関節の可動制限が起きるのです。

緊張の自然な解放を促す技術が必要

当院では、【整体チェック法】という自律神経の特性を利用したチェック手法で、解放すべき緊張を明確にします。

溜まった緊張の大半は、本来は抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせ、解放するように促していきます。

緊張が溜まって不調が出たイメージとその解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調が出て緊張の解放で辛さが減るイメージ図

溜まった緊張が減るに比例して、その場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。

筋膜を通じた他部位との引き合い(連動)を取る

他の部位から、筋膜を通じた引き合い(連動)があるということは、他の部位の緊張を解放する必要があります。

つまり、全身にかかった緊張がアプローチの対象になるということです。

緊張の解放の詳細→ どんな整体?

ストレッチやマッサージを使わない理由

自律神経の仕組み(脳)が入れている緊張が溜まって、筋肉が硬くなったり、痛みを発したり、可動域制限が起きているわけです。

それを無理に伸ばしても、自律神経の仕組みが元の状態に戻していきます

硬い箇所や痛い箇所を揉んでも、自律神経の仕組みが緊張を解放してくれるわけではないと考えています。

股関節の痛みや可動域減少を改善されたお客様の経過と施術ポイント解説

お客様の声は、なるべく動画や写真で改善経緯を公開することが声として伝わりやすいと考えており、お客様の許可をいただき公開しております。

右側の股関節の痛みが改善した70代女性

痛みが減り股関節が開いてきた写真:初回施術(左)2回目施術(右)

右股関節の痛み・股関節の可動域制限 初回と2回目施術前後の変化の写真
右股関節の痛み・股関節の可動域制限 初回と2回目施術前後の変化の写真

改善回数

2回の施術で股関節の痛みは無くなり、可動域制限はまだ課題がありますが、初回より大きく変化しております。

3ヶ月後のご来院で、股関節の状態の良い維持状態を確認できております。

連動(引き合い)のポイント

右股関節痛と可動域制限との連動(引き合い)部位

  • からだ内部の緊張との連動
  • 太もも・スネの緊張からの連動
  • 肩甲骨の緊張からの連動

股関節の可動域制限で歩きにくい80代女性の改善動画

動画:初回から5回まで改善経過

改善経過YouTube動画リンク↓

股関節の可動域制限・歩行困難の整体「骨折以来の歩きにくさ 80代女性」岡山市・整体院ほぐし庵 – YouTube

「5年前に骨折してから歩きにくさが続いている 80代女性」ブログ:https://kyo-mo-genki.com/2019/01/30/walking-…

緊張の解放に比例して、足運びや歩きスピードが改善していきました。

改善回数

5回目の施術のヒアリングで、カラダの軽さと歩きの楽さをおっしゃられています。

つまり、4回の施術で歩行についての股関節の可動域制限が改善されたことになります。

連動(引き合い)のポイント

このお客様の施術ポイントは、股関節など脚部にかかる緊張だけでなく、

  • からだ内部の筋膜に溜まった緊張と股関節との引き合い(連動)

が、股関節の可動域制限を起こしていました。

2事例に共通すること

  • 自律神経が起こす緊張が溜まって痛みや可動制限が起きている
  • 筋膜を通じた他部位との連動(引き合い)がある

緊張の解放だけでその場で起こる変化から、ほとんどの股関節の慢性的な不調に、自律神経の乱れが起こす緊張が関わっているのです。

変形性股関節症と自律神経の関係を考える

股関節に異常がない股関節の不調は、自律神経が起こす緊張がかかわることを説明しました。

先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全により、変形性股関節症と言われて来られるお客様はどうでしょうか?

施術では、緊張の解放による変化がその場で確認できて、回数に比例した改善がみられる場合が多いのです。

ヒアリングで感じるのは、

  • 痛みがなかったころは先天性股関節脱臼は無かったのか?
  • 先天性ならもっと早く痛みが出てもよいのでは?

など、痛みの出始めるタイミングから他の要素との関係性も考えられるのでは?

さらには、ストレスや酷使など明確なきっかけがあったりで、関節に異常がない股関節症と同じレベルで自律神経との関わりを感じるのです。

変形性股関節症で人工関節に変える手術を検討される方もおられると思います。

しかし、人工関節に変えても溜まった緊張が減ることはないと考えています。

人工関節の手術前に、体の緊張を減らすことを是非お試しいただければと考えています。

側弯症と股関節痛の関係

側弯症という一見バランス的に不利と思われる症状でも、必ずしもそれが痛みに直結しているかと言えば「そうではない」というのが当院での施術を通じた見解です。

服の上からはっきりわかるレベルの側弯症の方でも、痛みに関しては体に溜まった緊張が原因だったという事例がたくさんあります。

側弯症自体は遺伝なので変化することはありません。

しかし、痛みの発症タイミングを考えると、痛みは、緊張が溜まることによって後天的に発生したもので、側弯症だからとあきらめなくてもよいのではないかと、改善事例から感じるところです。

股関節の良い状態を維持するために

施術でからだに溜まった緊張が減るに比例して、その場で股関節の痛みや可動域は変化します。

つまり、新たに入ってくる緊張を普段から減らすことができれば、緊張の少ない良い状態(不調の出にくい状態)を維持できるようになります。

新たに入る緊張に目を向けた習慣改善

緊張はストレスで自律神経が乱れて起きていること。

対策すべきはストレス(心的・温度差・物理的 など)。

自律神経の乱れを抑えていく習慣改善が、股関節の状態を安定させるために必要で、そのアドバイスを大切にしています。

改善の過程でやらないほうがよいこと

改善の過程ではやらないほうがよい健康法です。

股関節が良くなったらトレーニングやストレッチなど、動かす行動は徐々に開始して問題ないです。

筋力トレーニング・体操

筋力トレーニングや体操は元々からだには良いことなのですが、痛みなど不調が出ているときはやらないほうが良いです。

自律神経の仕組み(脳)が筋膜に緊張をかけている状態は、脳が動きに対して制限をかけたくてかけている状態と考えたほうが良いです。

つまり、治癒力を働きやすくするために安静にしていてほしい状態。その状態の時に無理に筋肉を使うと、さらに脳が緊張を強めてくる場合があるのです。

マッサージ・ストレッチ

不調を感じたときに、揉んだり叩いたり、痛い箇所を刺激しないことが大切です。

刺激に対して守ろうと、自律神経の仕組みが刺激箇所に緊張を入れてくるという性質があるからです。

刺激箇所に緊張を入れてくるタイミングは2時間とか時間差があるので気づきにくいのですが、結果的に緊張が高まり痛みが増すことになります。

貧乏ゆすりをするリハビリ

比較的負担が少なく、軽度の股関節痛の時には改善がみられる場合があるかもしれませんが、貧乏ゆすりの指導で結果的に悪化しているケースがありました。

行わないほうが良いタイミングがあります。

日々、状態をチェックして改善がみられない場合は、治癒力を妨げていると判断したほうが良いと思います。

施術回数の目安

一般的には3回以内の施術で間隔を開けていけるようになる方が多いです。

  • 施術回数にかかわる要素
    • からだに溜まった緊張の量
    • 刺激の影響
    • 生活習慣の影響

刺激を入れてこられた方は、それによる緊張の量が多いので、回数が増えてしまう傾向があります。

個人差があることなので、初回の施術で、その後の施術回数の目安をお伝えします。 (ご来院を強制するものではありません)

施術モットー

  1. 整体チェック法で因果関係を明確にします
    ”整体チェック法” を使い、お辛さの関連ポイントにアプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていく施術体系になっております。
  2. 施術後のお辛さの変化を確認します
    整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
    変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
  3. 習慣改善のアドバイスもします
    私も以前そうでしたが、カラダに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
Contact

整体院 ほぐし庵

Address : 岡山市南区築港新町2丁目11-10

【完全予約制】【駐車場有】

Tel : 090-9418-4644

Tel 受付時間 8:00~21:00

Mail : 予約・問い合わせメールフォーム

不定休 → 営業予定表

Information:感染症対策について

※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

2012年5月5日

Posted by 院長