首の痛み

医療機関で改善が思わしくない、首の痛みに悩むあなたへ。

ストレスによる自律神経の緊張と首の痛みの関係

ご存じですか?

当院では、自律神経の緊張を減らす施術で体を整え、首の痛みにアプローチしております。

緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図

緊張が減るに比例して、その場で起こる痛みの変化をお客様と確認しながら施術を進めていきます。

以下、改善事例を元に解説していきます。

工場の下向き作業で首の痛みと肩の痛みが酷い20代女性の事例

改善経過解説動画

お体の状態

3年間の工場勤務で、ずっと下向き作業が続いている。

  • 首の痛み
  • 肩の痛み
  • 口が開きにくい

動画で、正面からも首が斜めに傾いていることがわかります。

挙上の動作は、動画に入っていませんが、腕はコリで上げにくい。

肩から肩甲骨の間に痛み。頭を動かしていただくと、上下の動きで強い痛みが首の後ろに出る。

首の痛みの変化

下向きの負荷がかかるから仕方ないと考えがちですが、

  • 首の痛みと肩の痛みは初回の施術で解消
  • 口の開きにくさは2回の施術で改善

2回の施術後、一ヶ月開けたメンテナンスでも首と肩は大丈夫でした

施術考察

  1. 首の痛みの施術ポイントは下腹部緊張との連動だった
  2. 一ヶ月後再発無かったことから、首の痛みは下向き負荷の問題ではなかった

このように、休んでも抜けないコリや痛みは、自律神経の緊張がかかわっている場合があります。

急に首が痛くなって横を向けなくなった40代女性

お体の状態

「4日前の夕方、何もしていないのに急に首が痛くなって横を向けなくなりました。」

「以前、事故で軽いムチウチになった時の感覚です。」

40代女性。

ヒアリング

ストレス的なことは?

「痛みが出る数日前は仕事が忙しかったんです。」

「背中の慢性的な張りは常にあります。」

過去にあった事故、怪我、手術など特別な出来事は?

「15歳の時の足の靱帯手術をしました」

「20歳の時に追突事故にあいました」

動きの確認

頭を上にあげる時と左右に振り向く時に首の付け根に痛み。

挙上で肩甲骨周りがゴリゴリいっている状態。

後屈で腰の痛み。

自律神経の筋反射(整体チェック法)で見た緊張リレーション

首痛:

  • ストレスによる緊張が直に首にかかっている
  • 股関節の緊張との連動
  • 太ももの緊張との連動
  • 肩の緊張との連動

肩甲骨周りの張り:

  • からだ内部緊張との連動
  • ストレスによる緊張が肩甲骨に直にかかわっている
  • 頭の緊張との連動
  • 太ももの緊張との連動
  • 全身を覆う緊張との連動

腰痛:

  • ストレスによる緊張が腰に直にかかわっている
  • 脚部の緊張との連動

初回施術中の痛みの変化

最初に解放したのが、痛みが出る数日前の仕事に関する緊張と、全身に覆うストレス系緊張や部位間連動。

それらをひも解いて動きの中間確認。

頭を動かす確認で、

「まだ制限がかかっています。痛い。」

挙上で、

「だいぶ楽です。左肩がゴリゴリいっています。」

後屈で、

「腰は痛くないです。」

再チェックで、

ヒアリングで伺っていた、15歳の時の足の靱帯手術の時系列の残緊張。

解放して確認してみると、

「肩のゴリゴリ無くなりました。」

「上に向ける!左右は左に向くのがまだ辛い。」

再チェックで、

ヒアリングで伺っていた20歳の時に遭った追突事故の時系列の残緊張。

マスキングとして残っていて複雑になっています。

マスキングに紐付く緊張の解放と確認を数回繰り返すことになりました。

最終は、

「あ、すごい楽です。頭が回る。」

楽になっていただけて終了。

2回目以降:施術前ヒアリングで経過をみる

2回目(前回から2日後)

「首は回っています。」

「左の肩回りの張りはでてきました。」

「夜、腰の痛みで起きることがあったんですけど、無いです。楽です。」

3回目(前回から17日後)

「一週間前、元気になったのでゴルフの練習に行ったんです。」

「その時、肩にコリが出て、それを揉んじゃったんです。」

「そしたら、そのあと肩が大変なことになって...。」

「揉んだらだめって教わってたのにすみません。」

複雑にはなっていなかったので、緊張を取って、短時間でお辛さなく終了できました。

自律神経が刺激に対して反応した一時的な悪化があっただけで、からだに溜まった残緊張はだいぶ少なくなっています。

この後はメンテナンス間隔で大丈夫です。

施術考察

特に負荷がかかったわけでないのに首に痛みが出るケース。

病院で異常が無ければ、ストレスが関わっていることが多いです。

お仕事が忙しい時期があり、その時のストレスが今回の首の痛みや首がまわらない不調のきっかけになっていた。

しかし、きっかけはお仕事かもしれませんが、施術経過から過去の残緊張が多く、慢性的に緊張が溜まってお体に余裕がなく、不調が出やすい状態だったと考えています。

時々、メンテナンスでお身体をリセットして、施術後の良い状態を維持しておくと、同じようなストレスがかかっても不調の出方が変わってきます。

首の痛みについて

上記事例は、ストレスを受けて自律神経が体にかけてくる緊張を減らすことで改善しました。

緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ

医療機関の治療で改善が乏しい場合は、ぜひ試していただければと思います。

緊張を減らす方法

当院では、自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】で、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張を特定していきます。

緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせ、自然な解放を促し緊張を減らしていきます。

自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系など内部にかかった緊張も安全に解放されるわけです。

緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。

つらい箇所以外にも施術ポイントがある

一つ一つ緊張の解放を促す施術を通じてわかること、

体に溜まった緊張は体全体で連動しています(影響し合う)。

緊張がかかることで筋膜を通じた引き合いが起きたイメージ
緊張がかかることで筋膜を通じた引き合いが起きたイメージ

つまり、つらい箇所以外に施術ポイントがあることが多いのです。

ストレートネックなど形態の課題と首の痛みについて

ストレートネックを問題視している方は、その形態的な課題から筋肉にかかる負荷が大きくなり痛みにつながると言われています。

一方、

日々の下向き作業が続いているにもかかわらず首痛が改善したり、ストレートネックと診断されていても改善していく事例があります。

施術実績から、『首の痛み』と『首の形態・姿勢』に相関はないケースがあり、痛みと負荷の問題とは分けて考えたほうがよいと感じています。

首の痛みの慢性化から抜け出せない方は、ストレスと自律神経の関係から出ている痛みの可能性も疑ってみてはいかがかと思います。

骨の間の軟骨のすり減りや椎間の異常について

「軟骨がすり減っている」とか「頸椎椎間板ヘルニア」と診断されてご来院のお客様の施術で、痛みの改善がみられることは珍しくありません。

病院と並行して、施術をお試しいただければと思います。

やってはいけないこと

つらい箇所に刺激を入れることで悪化したケースに出会うことがあります。

不調を感じたときに、揉んだり叩いたり、痛い箇所を刺激しないことが大切です。

施術回数の目安

改善回数は緊張の量に比例します。

初回の施術時の変化量で、その後の施術回数やおすすめの施術間隔の予測をお伝えします。

施術モットー

  1. 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
    自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていきます。
  2. 施術後のお辛さの変化を確認します
    整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
    変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
  3. 習慣改善のアドバイスもします
    私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
Contact

整体院 ほぐし庵

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Tel : 090-9418-4644

Tel 受付時間 7:00~21:00(休業日も受けております)

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※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

2012年5月5日

Posted by 院長