どんな整体?
「無痛の整体」、「優しい整体」と聞いてどう思われますか?
骨は動くのだろうか?からだは整うの? と疑問を持たれる方もおられると思います。
私も以前は他流の「力を必要とする整体」をおこなっていたので、信じられなかったのですが、施術を受けてみて導入の決心をしました。
2007年3月より正式導入。
『カラダの機能を妨げているものを取り除くことで、本来の状態に戻していく整体』
自律神経の仕組みに着目した整体です。
施術の考え方
施術ポリシー
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- 自律神経に着目した整体理論
- 当院では、無意識に身体を管理してくれている器官(自律神経など)の特性に則した手法で、自然に身体を元の状態に戻す技術を使っております。したがって、意図的に優しい手技しか使いません。自然に戻すので、施術効果の持続性が評価されています。
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- お辛さの因果関係を ”整体チェック法” で明確にします。
- 技を入れるポイントを整体チェック法ではっきりさせます。ポイントに直接アプローチできる施術体系のため改善の速さに違いが出ます。
何の技をいれたか?で習慣改善のポイントも明確になります。アドバイスと合わせて、お身体の安定を目指していきます。
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- 施術前後で不調の変化を確認する
- 緊張が減りバランスが整うと、それに合わせて整体的不調はその場で変化していきます。
可動域やバランスやお辛さの変化を確認をしながら技を繰り返します。
残った不調に対しては、お身体に負担がかからない範囲で微調整を試みます。
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- 痛みのみを追うことをしません
- 技をかけるうえで痛みなど不調の変化を意識しますが、痛みが消えたことが整体としての完了ではありません。
整体の最大のメリットは体の機能パフォーマンスがアップすること。
骨盤周囲のバランスにこだわった全身整体で、毎回、からだ全体の調和を確認します。
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- “元に戻る力"を活性化して、"疲れにくい体"を目指しています
- ・あなたが、慢性化から抜けだし、普段、辛さを感じないこと。
・無理をして辛さがでても一日休めば元に戻ること。
が、わたしが目指す姿です。
自律神経が不調にかかわっている
医療の検査で異常が見られない不調は、自律神経が筋膜に緊張をかける仕組みがかかわっています。
痛み・しびれ・こり・歪み
筋膜にかかりぱなしになった緊張が増えてくると緊張が高まります。
緊張の高まりは、その強さによって、こり・痛み・しびれなどの形で現れてきます。
からだにかかった緊張の左右のアンバランスがからだの歪みにかかわっています。
自律神経失調症
もっとも疲れているのは自律神経
頭痛がする、めまいがする、音や声が遠くに感じる、耳鳴りがする、体温調節がうまくいかなくなって火照る、バランス感覚を失ってふらつきやすくなる、血圧が変動するなど、さまざまな症状を経験したことがあるはずです。このような疲労が蓄積した際に出現する症状こそ、まさに自律神経失調症の症状なのです。
『すべての疲労は脳が原因』梶本修身 医学博士 著
不定愁訴として現れる自律神経が起こす捉えどころのない不調は検査の数値には現れにくいです。
自律神経失調症と診断されてご来院のお客様は、自律神経が筋膜にかける緊張が多くなり、からだの広い範囲でかかっている傾向が共通しています。
たまった緊張を減らすことで改善方向に変化することが確認されています。
可動域制限・機能制限
足や手に力が入りにくいとか、腕が上がりにくいとか、動けないなどの機能に制限がかかった状態にも自律神経の仕組みがかかわっているのです。大半は筋力の問題ではありません。
乳酸は疲労の原因ではない
運動疲労の正体は脳だった
運動を続けていると生体機能を調整している自律神経に疲労が蓄積するためホメオタシスが働き、あたかも筋肉疲労を起こしたかのようなシグナルを出して運動をやめさせようとします。
『すべての疲労は脳が原因』梶本修身 医学博士 著
自律神経の仕組み(脳)が筋膜に緊張をかけて、筋肉の動きを制限する仕組み。
条件がそろえば、運動時だけでなく、普段の動きに対しても緊張をかけて制限してくる場合があるわけです。
ストレスが痛みや歪みを生む
上記、整体で対象としている不調は、ストレスによって自律神経が乱れることで起きています。
- 心的ストレス
- 温度差ストレス
- 刺激ストレス

ストレスで自律神経が乱れて、筋膜に緊張をかけて筋肉の動きが制限される。
筋肉が硬くなるわけですが、上図のような一時的なストレスであればそのことが終われば緊張は解放されます。
しかし、ストレスの内容によっては筋膜に緊張がかかりぱなしになる場合があることがわかっています。
かかりぱなしの緊張が溜まってくると、こり、痛み、しびれ、不定愁訴と緊張の高まりに比例した不調を感じるようになるのです。

つらさだけでなく、上図のように、緊張の左右差があれば歪みやズレや捻じれを生みます。
逆に、溜まった緊張を解放し少なくしていけば、その場でつらさや歪みは改善方向に変化するのです。
つまり、
病院で異常ない不調は脳(自律神経の仕組み)が起こしている
脳が入れている緊張を減らすには何をするのか?
マッサージやストレッチなど刺激を入れて脳が緊張を解放してくれるだろうか?
つまり、当院では、マッサージやストレッチなどの手法は使わない施術になっております。
からだの整え方
自律神経が筋膜に緊張をかけて、それが溜まることで不調や歪みが起きていることを説明しました。
改善するには、緊張の解放を促す必要があります。
からだに溜まっている緊張の大半は過去の残緊張
たとえば、人前に出てしゃべるときに緊張したとします。
人前でしゃべるというストレスで自律神経が乱れて、全身に緊張が入り硬くなっちゃったわけです。(現在進行形の緊張)
しかし、それが終わると元に戻ります。緊張が解放されるわけです。
上記、現在進行形のストレスの内容によっては、その緊張だけで不調が出てしまう方もおられます。
しかし、施術実績からわかっていることとして、過去に何か起きた時にかかった緊張がかかりぱなしになってしまって(過去の残緊張)、それが不調とかかわっているケースが多いのです。
現在進行形の緊張 + 過去の残緊張 = 今の不調
慢性的な辛さを抱えている方は、ほとんどの方が過去の残緊張が主となり不調に至っているのです。
過去の残緊張は、今現在としてはかけてなくてよい緊張であることが多い。
つまり、そのことを脳に気づかせれば、自律神経の仕組みが自ら解放を進めてくれるのです。
技術の詳細は書けませんが、自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】で、不要な緊張を明確にしながら自然な解放を促していきます。

自然な解放。つまり、自律神経が自ら緊張を解放してくれるので安全で、深部にかかった緊張も解放されていきます。
『からだが中から緩む』ことを緊張の解放に比例して体感していただける施術となっております。
過去の古い緊張がカラダに残ってしまう理由は何点かありますが、その一つのマスキング現象についての解説は下記リンクをご参照ください。
緊張の解放に比例して整体的不調は変化
整体チェック法を使って緊張を順序良く解放していくと、
- こり、痛みや痺れ、不定愁訴の改善
- 動きの可動域が増える
- 姿勢・ゆがみ・ズレが改善
本来持っている機能を邪魔している緊張層が減るに比例して、その場でお身体に変化が起きます。(緊張の量によって変化量の個人差はでます)
骨の歪みやズレ、骨盤の傾きも緊張層が減るに比例して変化します。

骨盤周囲のバランスの変化事例

片方の足が短くなっていると「骨盤が〇〇で...。」と説明を受けた方もおられると思います。
この現象も溜まった緊張のアンバランスが起こしていることです。
揉んだり捻って筋を伸ばしたりしなくても、緊張が解放されることで骨盤周囲の不要な引き合いが無くなると、力を加えなくてもお客様の力で自然と揃ってきます。
姿勢バランスの変化事例

全身の筋膜が解放されるに比例して、
- 部位間の連動
- からだ内部との連動
など、不要な引き合いが少なくなるので、姿勢バランスも本来の状態を取り戻していきます。
複雑化しやすいアゴの関節円板のズレも改善
アゴのズレは、ボディ側に溜まった緊張と筋膜によって連動することで起きています。
体に溜まった緊張を減らすに比例して、アゴのズレも変化していきます。
改善動画を公開しています→ 顎関節症
history:緊張の解放で不調が減る気づきの履歴
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2006年
- カイロプラクティックを習い開業
- ズレと痛みの相関に疑問点を抱く
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2007年
- 自律神経に着目した整体を習う
- 腰痛の得意な整体院として営業。アゴの関節と腰との連動に気づく:腰や股関節周りがきっちり整えば、アゴの関節円板の複雑なズレが自然と改善することがわかった。
- 顎関節症が得意な整体院としてアゴの施術も積極的に受ける。
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2009年
- 自律神経系の新技術導入
- 緊張が溜まる現象と痛みの関係を知る:緊張が溜まるとは、過去の残緊張ともかかわりがあること。抜けてもよいはずの古い緊張の解放を促すと、緊張の減少に比例して痛みや痺れやコリがその場で変化する。
- 『部位間の連動』や『カラダ内部と痛点との連動』があることもわかった。
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2010年
- 頭痛・めまいなど不定愁訴と緊張との関係を知る
- 溜まった緊張がピンポイントで許容範囲を超えると痛み。広い範囲で超えると坐骨神経痛のような痺れ、めまいなど不定愁訴様な捉えどころのない不調として出ることがわかる。
- 自律神経失調症など不定愁訴系のお辛さのお客様が増えてきた。
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2011年
- 溜まった緊張を減らせば、全身で、辛さ・可動域・機能が回復していくことを確信
- 実績を積むなかで、緊張が少なくなるに比例して、カラダが本来の状態に戻っていくことを確認。
- 腰痛・股関節痛・坐骨神経痛・五十肩など痛みが減るに比例して可動域も向上。
- 全身のアライメントが整うことで、歩きづらさなど動作パフォーマンスも向上。
- 内部の緊張も減るので、代謝・生理不順等カラダの機能回復にも効果の声をいただいています。
施術の流れ
痛みと関節可動域の確認

この時、立って前屈していただいたり、後屈していただいて、お体の左右差や、痛みの出る位置や関節可動域を確認します。静止した状態での左右差や、バランスも確認します。
施術
整体チェック法で古い緊張の解放を促すことで、緊張が減ることと、内部・表層含めた緊張の引き合い(連動)が少なくなるので、全身の不調とバランスが改善方向に変化していきます。
都度、バランス・不調・可動域など変化を確認しながら緊張の解放を繰り返します。
おカラダ(筋膜)を均一に慣らすために、下図のような呼吸法に合わせて、ゆらゆらと揺らす手法をかける場合もあります。

確認・説明・アドバイス
おカラダに無理がかからない範囲で再調整を繰り返し、整体チェック法の反応を基準にして施術に区切りをつけます。
施術終了後、どのポイントに緊張がかかり不調に関わっていたか、など、施術による変化に対して説明をさせていただきます。習慣改善の必要があれば、そのアドバイスも行います。
ご質問があれば遠慮なくおっしゃってください。
メール等によるアドバイスも受けさせていただいております。
施術時間:
「営業案内」にお時間の目安を入れております。
お時間で区切るものでなく、おからだの状態により施術時間は変化します。
整体料金はお時間の増減に関係なく一律です。
施術回数や施術間隔のご参考は、下記リンクをご参照ください。
整体の適応範囲・メリット
トップページの専門ページリンク にある不調だけでなく、
からだの可動域改善・からだの機能アップ・疲れにくいからだ作りなど、病院の検査で異常無い全身のお辛さや体調改善でご利用いただいています。
病院の検査で指摘があった方も、結果的に、自律神経からの影響のほうが大きかった方がおられます。指摘された箇所の異常が痛みには関係していなかったケースもありますので、施術をお試しいただければと思います。
旧来の理論による、按摩・マッサージ・指圧や鍼灸、カイロプラクティック(AKA-博田法含む)、バキボキ式の矯正は行っておりません。
整体院 ほぐし庵
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