足底筋膜炎・かかとの痛み

医療機関で改善が思わしくない、足底筋膜炎、踵の痛みに悩むあなたへ。

ストレスによる自律神経の緊張が足底に強い痛みを生んでいる事例がある

ご存じですか?

当院では、自律神経の緊張を減らす施術で体を整え、足底筋膜炎や踵の痛みにアプローチしております。

緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図

緊張が減るに比例して、その場で起こる痛みの変化をお客様と確認しながら施術を進めていきます。

以下、改善事例を元に解説していきます。

マラソンで足底筋膜炎になった 30代男性。

お体の状態

「4月にマラソンをしてから足底が痛くなり、整形外科で足底筋膜炎と診断されました。」

「それ以来半年、練習を控えているのですが全然良くならないのです。」

30代男性。

走り始めると左右の足底にすぐに痛みが出てくる状態。

背中の痛みと、首の痛みもあります。

自律神経の筋反射(整体チェック法)で見た緊張リレーション

足底の痛みは、主には、下腹部内部に溜まった緊張と痛点との連動が起きていて、緊張が自然に抜けにくい状態。

施術中の痛みの変化

自律神経の筋反射(整体チェック法)を使って、反応する緊張に対して解放を促していきます。

下腹部内部の緊張が何度も反応します。

左右の足の距骨のズレが反応。

胸椎のズレが3箇所反応。

調和させて確認。

「足は右足に痛みが残っています。でも、消えてきている。なんで?」

「背中はまだすこし痛いです。」

チェックすると、ズレがまだ残っていました。

ズレと緊張バランスをとって確認。

「足の痛みがなくなってきた。背中も。首はまだ痛い。」

再チェックすると恥骨結合が反応。調和させて確認。

「首は大丈夫です。」

では外を走りましょう。

「不思議!だいぶいいですけど、後ろに蹴り出す時に足底に痛みが出ます。」

再チェックすると、股関節周りのアンバランスがありました。

調和させて、外で走っていただいて確認。

「大丈夫です。痛くなりません。」

施術考察

痛みにつながる骨のズレとは、レントゲンで見てもわからないレベルの”不調和”というレベルのものです。

本来であれば自然に不調和は解消します。

今回、自律神経の乱れが関わる緊張バランスが、骨の不調和を自然に戻りにくくしていたわけです。

緊張が筋膜(筋肉・内臓系)に溜まると、こり・痛み・しびれ・ズレに関わってきます。

  • 緊張の左右差(アンバランス)がズレを戻りにくくする
  • 緊張が溜まると緊張が高まり痛みを生む
  • 筋膜を通じた連動が踵にも影響する

足底筋膜炎は、からだ全体溜まった緊張が、踵周囲への連動を起こして、結果的に足底に痛みとして現れているケースが大半なのです。

主にボディ側にアプローチポイントがあり、全身の緊張に対して自然な解放を促すと、その場で痛みが変化するケースが大半です。

足底筋膜炎の経過 30代男性

上記のお客様の2回目の施術(1週間後)。

お体の状態

「 今日は3キロほど走ってみたんですが、痛みが出なかったです。」

「少し左足に違和感があったくらいです。」

「半身浴はちゃんと続けています。」

よかったです。経過良好。

しかし、首の痛みはすぐ出てきたみたいで、からだ内部の緊張の影響が一番出やすい箇所みたいです。

施術中の痛みの変化

自律神経の筋反射(整体チェック法)を使って、反応する緊張に対して解放を促していきます。

下腹部内部の緊張は前回ほどではありませんが、まだ反応してきます。

緊張とマスキングによるリレーションを解放して確認。

「首、楽になりました。」

「足も大丈夫です。」

足底についての違和感は記憶系の反応が出ていただけで、もう大丈夫でしょう。

首は、前回よりだいぶ工数が減っています。

念のため、基本手技の一部をかけて終了。

今日は奥様もご紹介くださいました。

施術考察

お辛さが長く続くと、また出るのではないかという気持ちの問題だけでなく、実際に痛みの記憶が作用することは良くあります。しかし、記憶は時が解決してくれます。

良い状態を維持する上で大切なことは、新たな緊張を体にため込まないことです。

ストレスによって自律神経の緊張が発生するので、ストレス対策を習慣化する必要があります。

  • 心的ストレス
  • 温度差ストレス
  • 刺激など物理的ストレス

あまり知られていませんが、冷たい飲食やエアコンなどの温度差ストレスで自律神経が乱れて緊張が内臓系などに溜まっていることが多いです。

マラソンなど競技をされている方は、自ら課した練習ノルマに対するプレッシャーや目標に対する進捗からくる感情が心的ストレスとして痛みにつながっている場合があります。

痛みにつながる可能性がある抑圧された感情

  1. 幼少時に発生し、今に至るまで発散されていないもの
  2. 自ら課すプレッシャーによるもの
  3. 日常生活での実際のプレッシャーに対する反応
心はなぜ腰痛を選ぶのか サーノ博士の心身症治療プログラム(著者 医師・教授ジョン・E・サーノ)より

心的ストレスと痛みのメカニズムについての説明と対策もアドバイスいたします。

早く改善するためには、施術だけでなく普段気を付けていただく習慣改善が大切で、その説明に力を入れています。

足底筋膜炎・かかとの痛みについて

上記事例は、ストレスを受けて自律神経が体にかけてくる緊張を減らすことで改善しました。

緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ

医療機関の治療で改善が乏しい場合は、ぜひ試していただければと思います。

緊張を減らす方法

当院では、自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】で、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張を特定していきます。

緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせ、自然な解放を促し緊張を減らしていきます。

自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系など内部にかかった緊張も安全に解放されるわけです。

緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。

つらい箇所以外にも施術ポイントがある

一つ一つ緊張の解放を促す施術を通じてわかること、

体に溜まった緊張は体全体で連動しています(影響し合う)。

緊張がかかることで筋膜を通じた引き合いが起きたイメージ
緊張がかかることで筋膜を通じた引き合いが起きたイメージ

つまり、つらい箇所以外に施術ポイントがあることが多いのです。

足底筋膜炎のお客様からのヒアリングで、

  • 朝の最初の一歩が特に痛い
  • 日によって痛み方に波がある

このようなことを伺うことがよくあります。

炎症であれば、歩くほどひどくなると思われます。

痛みの波は、他の部位の緊張と連動して起きている痛みの強弱の可能性があります。

つまり、足底痛と連動している緊張を取ることが大切で、それは主にボディ内部に溜まっていることが多いのです。

やってはいけないこと

足底に限らず痛い箇所や凝った箇所に刺激を入れないことが大切です。

刺激に対して自律神経の仕組みが緊張を入れてきますのでかえって緊張が高まり痛みが増す場合があります。

靴のインソールに注意

ご来院いただいたお客様からのヒアリングと状態の経緯から判断して、インソールが土踏まずにフィットしすぎて当たっている場合、その刺激が改善を妨げる要因になっていたというケースがあるので注意が必要です。

施術回数の目安

ほとんどお客様が、初回の施術で変化を感じていただけます。

完全に元の状態に戻って、意識せずにスポーツなどに打ち込めるまでに改善するのは、溜まっている緊張の量、その方の習慣やメンタル的な面も影響するので複数回の施術が必要で回数に個人差はあります。

初回の施術で、その後の施術回数の予測をお伝えします。 (ご来院を強制するものではありません)

ブログの他の事例もご参考にしてください↓

施術モットー

  1. 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
    自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていきます。
  2. 施術後のお辛さの変化を確認します
    整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
    変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
  3. 習慣改善のアドバイスもします
    私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
Contact

整体院 ほぐし庵

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Tel : 090-9418-4644

Tel 受付時間 7:00~21:00(休業日も受けております)

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Information:感染症対策について

※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

2012年11月15日

Posted by 院長