足底筋膜炎・かかとの痛み
足底筋膜炎、もしくは、足底腱膜炎。
病院や治療院の治療でなかなか良くならない方へ、ぜひ、知っていただきたいこと。
施術ポイントはボディ側にあることが多い
ご存じですか?
当院では、【整体チェック法】という、どの部分に緊張が溜まっているか?など、不調にかかわる緊張をチェックできる手法で、アプローチするポイントを明確にしながら技を入れ、その場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。
病気や疾患によるものでなければ、90%以上の方に、初回の施術で変化を実感していただいております。
以下、施術事例と解説、アプローチの特徴を説明していきます。
マラソンで足底筋膜炎になった 30代男性。
ブログより抜粋
「4月にマラソンをしてから足底が痛くなり、整形外科で足底筋膜炎と診断されました。」
「それ以来半年、練習を控えているのですが全然良くならないのです。」
30代男性。
走り始めると左右の足底にすぐに痛みが出てくる状態。
背中の痛みと、首の痛みもあります。
整体チェック法でチェックしながら体に溜まった緊張を解放していきます。
温度差ストレスからと思われる下腹部内部の緊張が何度も反応します。
左右の足の距骨のズレが反応。
胸椎のズレが3箇所反応。
調和させて確認。
「足は右足に痛みが残っています。でも、消えてきている。なんで?」
「背中はまだすこし痛いです。」
チェックすると、ズレがまだ残っていました。
ズレと緊張バランスをとって確認。
「足の痛みがなくなってきた。背中も。首はまだ痛い。」
再チェックすると恥骨結合が反応。調和させて確認。
「首は大丈夫です。」
では外を走りましょう。
「不思議!だいぶいいですけど、後ろに蹴り出す時に足底に痛みが出ます。」
再チェックすると、股関節周りのアンバランスがありました。
調和させて、外で確認。
「大丈夫です。痛くなりません。なんで取れたんですか?」
足首を持つだけで変化していくので不思議だったみたいです。
技の説明と習慣改善のアドバイスをして終了。
痛みにつながる骨のズレとは、レントゲンで見てもわからないレベルの”不調和”というレベルのものです。
本来であれば自然に不調和は解消します。
今回、自律神経の乱れが関わる緊張バランスが、骨の不調和を自然に戻りにくくしていたわけです。
![緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図](https://okayama-seitai.com/image/kintyousyokukyo.gif)
緊張が筋膜(筋肉・内臓系)に溜まると、こり・痛み・しびれ・ズレに関わってきます。
- 緊張の左右差(アンバランス)がズレを戻りにくくする
- 緊張が溜まると緊張が高まり痛みを生む
- 筋膜を通じた連動が踵にも影響する
足底筋膜炎は、からだ全体溜まった緊張が、踵周囲への連動(引き合い)を起こして、結果的に足底に痛みとして現れているケースが大半なのです。
主にボディ側にアプローチポイントがあり、全身の緊張に対して自然な解放を促すと、その場で痛みは変化していきます。
足底筋膜炎の経過 30代男性。
ブログより抜粋
上記抜粋ブログのお客様の2回目の施術(1週間後)。
「 今日は3キロほど走ってみたんですが、痛みが出なかったです。」
「少し左足に違和感があったくらいです。」
「半身浴はちゃんと続けています。」
よかったです。経過良好。
しかし、首の痛みはすぐ出てきたみたいで、からだ内部の緊張の影響が一番出やすい箇所みたいです。
整体チェック法でチェックしながら溜まった緊張を解放していきます。
温度差ストレスからと思われる体内部の緊張は前回ほどではありませんが、まだ反応してきます。
緊張消去とマスキングを解除して確認。
「首、楽になりました。」
「足も大丈夫です。」
足底についての違和感は記憶系の反応が出ていただけで、もう大丈夫でしょう。
首は、前回よりだいぶ工数が減っています。
念のため、基本手技の一部をかけて終了。
今日は奥様もご紹介くださいました。
奥様も温度差ストレスの影響が大きかったです。
お辛さが長く続くと、また出るのではないかという気持ちの問題だけでなく、実際に痛みの記憶が作用することは良くあります。しかし、記憶は時が解決してくれます。
今回、真の原因である緊張の高まりを生まないように、自律神経の乱れに気を付けて、半身浴をしっかり行っていただけました。
あまり知られていませんが、冷たい飲食やエアコンなどの温度差ストレスで自律神経が乱れて緊張が溜まっていることが多いのです。足底筋膜炎の方、ほとんどの方に影響しています。
早く改善するためには、施術だけでなく普段気を付けていただく習慣改善も大切で、その説明に力を入れています。
足底筋膜炎(腱膜炎)について
上記、施術例のポイントは、自律神経が関わる緊張と、痛い箇所以外からの引き合いが原因となっている点です。
お客様からのヒアリングで、
- 朝の最初の一歩が特に痛い
- 日によって痛み方に波がある
このようなことを伺うことがよくあります。
炎症であれば、歩くほどひどくなると思われます。
痛みの波は、他の部位の緊張と連動して起きている痛みの強弱であることが多いのです。
つまり、足底痛と連動している緊張を取ることが大切で、それは主にボディ内部に溜まっていることが多いのです。
![緊張がかかることで筋膜を通じた引き合いが起きたイメージ](https://okayama-seitai.com/image/kinmaku_hikiai_image.png)
マッサージ・押圧・ストレッチを入れない施術でわかること
当院では、マッサージで筋肉に直接アプローチしたり、ストレッチで筋や筋膜を伸ばす手法は使いません。
筋膜に入っている緊張に対して、自然な解放を促していく手法を用います。
緊張の解放を促すと、その場でそれに比例した変化が起きますから、どの部位からの影響かが明確になってきます。
かかとの痛みが、大半は、ボディ側に溜まった緊張へのアプローチで変化するという事実。
からだは繋がっているということを日々感じるところです。
レントゲンをとればトゲが確認されたケースもありますが、ほとんどのケースで、それが、直接的に痛みに作用していないことが多いです。
施術回数
ほとんどお客様が、初回の施術で変化を感じていただけます。
完全に元の状態に戻って、意識せずにスポーツなどに打ち込めるまでに改善するのは、溜まっている緊張の量、その方の習慣やメンタル的な面も影響するので複数回の施術が必要で回数に個人差はあります。
初回の施術で、その後の施術回数の予測をお伝えします。 (ご来院を強制するものではありません)
ブログの他の事例もご参考にしてください↓
改善の過程でやらないほうがよいこと
足底に限らず痛い箇所や凝った箇所に刺激を入れないことが大切です。
刺激に対して自律神経の仕組みが緊張を入れてきますのでかえって緊張が高まり痛みが増す場合があります。
靴のインソールに注意
ご来院いただいたお客様からのヒアリングと状態の経緯から判断して、インソールが土踏まずにフィットしすぎて当たっている場合、その刺激が改善を妨げる要因になっていたというケースがあるので注意が必要です。
施術モットー
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- 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
- 【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていく施術体系になっております。
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- 施術後のお辛さの変化を確認します
- 整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
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- 習慣改善のアドバイスもします
- 私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
整体院 ほぐし庵
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