胸の痛み・鎖骨の痛み

医療機関で改善が思わしくない、胸の痛み、鎖骨の痛みに悩むあなたへ。

ストレスによる自律神経の緊張が強い痛みを生んでいる事例がある

ご存じですか?

当院では、自律神経の緊張を減らす施術で体を整え、胸の痛みや鎖骨の痛みにアプローチしております。

緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図

緊張が減るに比例して、その場で起こる痛みの変化をお客様と確認しながら施術を進めていきます。

以下、改善事例を元に解説していきます。

上体を傾けると胸に痛みがズキッとはしります10代受験生の改善事例

お体の状態

「一ヶ月前から、体をひねると胸の真ん中あたりがズキッとなります。」

「病院では異常無くて。」

「首や肩のコリもあります。」

10代男性。受験生です。

動いていただくと、上体を傾けると胸にズキッと痛み。

挙上や頭を上げると首と肩にコリ。

自律神経の筋反射(整体チェック法)で見た緊張リレーション

(胸の痛み)

  • 下腹部内部緊張との連動
  • 直接的に胸にかかるストレス系緊張
  • 腹部の緊張との連動
  • 太もも+スネの緊張との連動

(首・肩コリ)

  • 下腹部内部緊張との連動
  • 直接的に肩にかかるストレス系緊張
  • 太もも+股関節の緊張との連動

初回施術の痛みの変化

整体チェック法でチェックしながら、内部の緊張や部位間連動に対して、順序良く自然な解放を促していきます。

心的ストレスと思われる緊張が痛みやコリに関わっています。

マスキング現象が緊張の自然な解放を阻んでいました。

解放して確認。

「手が挙げやすい!首も軽い!首の付け根に少しコリが残っています。」

「胸はまだズキッとなります。」

さらにマスキング層が反応。

ひもつく緊張の解放を促して確認。

「胸のズキッが弱まってきました。」

再調整で、

「肩や首はほとんど無いです。」

「胸のズキッも大丈夫です。」

この施術で大丈夫と思います。

後日、お母様がご来院。

その後の再発無く受験に臨めたことを確認できました。

よかったです。

施術考察

痛みは必ず理由があって発生していて、病院で異常なければ『ストレス』がかかわっています。

何がストレスとなっているか?

日常、普通におこなっていたり受けているものがストレスになっている場合があります。

痛みにつながる可能性がある抑圧された感情

  1. 幼少時に発生し、今に至るまで発散されていないもの
  2. 自ら課すプレッシャーによるもの
  3. 日常生活での実際のプレッシャーに対する反応
心はなぜ腰痛を選ぶのか サーノ博士の心身症治療プログラム(著者 医師・教授ジョン・E・サーノ)より

受験生であれば、2と3が大きく関わってくると思われます。

これらの感情が脳の許容範囲を超えると、脳が自己防衛のために痛みを出してそちらに意識を向け感情を抑えようとする場合があると言われています。

この様なメカニズムで起きる心的ストレスによる痛みは、自律神経に着目した手技で対処するだけでなく、ストレスを低減する自己療法も含めてアドバイスしていきます。

2週間前から右の肩と鎖骨が痛いんです 30代女性の改善事例

お体の状態

古くからの常連様。30代女性。良くなってずっと安定状態で、お辛くないけど時々ご予約してくださっていた方。

「2週間前から右の肩と鎖骨のところが痛いんです。」

「3日前に片頭痛や吐いたりもあったんで病院にも行きましたが異常なくて」

「うーーって言う感じの痛さです。」

自律神経の筋反射(整体チェック法)で見た緊張リレーション

右の肩から腕にかけて緊張が覆っている。

それらが下腹部内部緊張と連動しているため、自然に抜けにくい状態になっていて、肩鎖関節のところで歪と痛みが発生している。

初回施術の痛みの変化

整体チェック法でチェックしながら、内部の緊張や部位間連動に対して、順序良く自然な解放を促していきます。

下腹部内部、数か所に緊張反応があります。

マスキングといっしょに解放を促して確認。

「うん。楽になってきたけどまだ痛い。」

再度チェックしていくと、肩鎖関節のズレが反応。

肩にストレス系の緊張もあります。解放して確認。

「取れてきました。でも、腕に痛みが移動しました。」

少し複雑になっています。

ストレス系緊張の解放を促す手法中心にかけて、解放と確認を数回繰り返して。

「楽です。痛くなくなってきました。」

痛みなくなり終了。

おからだの状態はずっと安定されていたのですが、悩むことがあったみたいで、今回一気にお辛さが出たみたいです。

施術考察

コンディションが安定していた方でも、現在進行形のストレス(今浴びているストレス)の内容によっては、一気に体の許容範囲を超えて痛みとして出てしまう場合があります。

今回は、悩むことがあったみたいで、それによって脳過労になっていた可能性があります。

この状態が長く続くと、脳が自己防衛のために体に痛みを出して、痛みに意識を向けさせて考える量を減らそうとしてくると言われています。

この様な痛みのメカニズムで出ている痛みは、第三者(術者)が対処しきれないケースもありますが、安全で定評のある『ストレスの影響を低減させる自己療法』がありますので、それを実践していただくことで痛みが消えたりします。

経過を見てそのアドバイスもさせていただきます。

鎖骨から胸にかけての痛み、脇の下の痛み、背中が広範囲につらい状態 40代女性の改善事例

お体の状態

「昨日から胸が痛くなって、肩こりが前に来た感じなんです。」

お子様の施術終了後、「私も時間があれば」とご依頼いただきました。

40代女性。

鎖骨から胸にかけての痛み、脇の下の痛み。そして、背中が広範囲にお辛い状態です。

自律神経の筋反射(整体チェック法)で見た緊張リレーション

基本形としては、首肩から胸にかけてと、首肩から背部にかけて覆う緊張が溜まっていて、それらが下腹部内部緊張との連動で自然に解放されにくくなっている状態。

初回施術の痛みの変化

整体チェック法でチェックしながら、内部の緊張や部位間連動に対して、順序良く自然な解放を促していきます。

下腹部内部の緊張。

マスキングが多数反応、リレーションを複雑にしています。

それら緊張に対して自然な解放を促す手法をかけて確認。

「胸の痛みが減ってきました。まだ、こことここにあります。」

「あと、うつ伏せで背中が痛い。」

美容師のお仕事で、緊張が積もり積もっています。

マスキングに合わせて現れてくる肩首の緊張と下腹部の緊張の解放を繰り返します。

最後、恥骨結合のズレを微調整。

「楽になりました。胸も背中も痛みが無いです。」

複雑になっていました。

時々同じような症状が出ていたらしいです。

施術考察

温度差ストレスの影響で自律神経が乱れると下腹部内部(内臓系)の筋膜に緊張が溜まる傾向があります。

下腹部内部の緊張は、他部位と筋膜を通じた連動現象を起こすとされていて、影響した箇所の緊張が解放されにくくなり痛みにつながったりします。

温度差とは、季節の変わり目の温度変化、エアコンの影響、飲食による体内の温度差などが考えられます。

生活習慣で発生しているので、気づかないうちに緊張が溜まっていき、からだの許容範囲を超えたことで不調として感じると言われています。

胸の痛み・鎖骨の痛みについて

上記事例は、ストレスを受けて自律神経が体にかけてくる緊張を減らすことで改善しました。

緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ図
緊張が溜まって不調に至り緊張の解放で辛さが減るイメージ

医療機関の治療で改善が乏しい場合は、ぜひ試していただければと思います。

緊張を減らす方法

当院では、自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】で、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張を特定していきます。

緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせ、自然な解放を促し緊張を減らしていきます。

自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系など内部にかかった緊張も安全に解放されるわけです。

緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。

つらい箇所以外にも施術ポイントがある

一つ一つ緊張の解放を促す施術を通じてわかること、

体に溜まった緊張は体全体で連動しています(影響し合う)。

緊張がかかることで筋膜を通じた引き合いが起きたイメージ
緊張がかかることで筋膜を通じた引き合いが起きたイメージ

つまり、つらい箇所以外に施術ポイントがあることが多いのです。

「引っかかる感じの痛み。」「息を深く吸うと痛む。」と、

鎖骨や胸に何か起きているかのような辛さも、医療の検査で異常が無ければ、体に付帯した緊張の解放を促すことで、その場でお辛さが変化することが多いです。

「重いものを持った後に」とか「テニスで打った時に」とか、きっかけが負荷的にはっきりしている場合もあれば、「何もしていないのに」と明確なきっかけが無い方もおられます。

筋肉など組織的な損傷が起きていれば、それが自然治癒するのを待つ必要がありますが、慢性的に続く辛さは、自律神経に働きかけるプローチで、体に溜まった緊張を減らすことをお試しいただければと思います。

やってはいけないこと

不調を感じたときに、揉んだり叩いたりしないことが大切です。

理由としては、自律神経が反応して、かえってその箇所が硬くなることがあるからです。(からだの防御反応)

施術回数の目安

胸や鎖骨周りに刺激を入れてなくて、上記防御反応がかかっていない状態であれば、3回以内の施術で落ち着く傾向があります。

溜まった緊張の量により個人差がありますから、初回の施術の変化量から、その後の施術回数の目安とおすすめの施術間隔をお伝えします。(ご来院を強制するものではありません。)

施術モットー

  1. 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
    自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていきます。
  2. 施術後のお辛さの変化を確認します
    整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
    変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
  3. 習慣改善のアドバイスもします
    私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
Contact

整体院 ほぐし庵

Address : 岡山市南区築港新町2丁目11-10

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Tel : 090-9418-4644

Tel 受付時間 7:00~21:00(休業日も受けております)

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Information:感染症対策について

※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

2013年5月27日

Posted by 院長