膝の痛み
医療機関の検査で異常なかったが、膝の痛み、膝に力が入らない、正座できないなど、膝の不調に悩むあなたへ。
- 半月板損傷
- 変形性膝関節症
など、レントゲンで関節の異常を指摘されてご来院された方も、膝の痛みは改善する事例が多い。
当院では、ストレスと自律神経の関係に着目した整体で結果を出しております。
膝の痛みの原因は?
ストレスと自律神経が筋肉の過緊張を生み、膝の痛みの原因となっていると考えています。
膝痛の改善実績がある医師の見解をピックアップ
スゴ腕の専門外来(2016/11/15 TBS)で放映されていた、加茂整形外科医院 加茂淳院長のご意見に共感しています。
「あまり軟骨が減っていないのに強い痛みを訴える方もいれば、軟骨が減っているのにいつの間にか治ってしまう患者もいる。」
「軟骨が減っているから痛い、半月板が悪いから痛いというのは、生理学的には意味が通じない。」
「膝の痛みの原因は、骨とか軟骨ではなくて筋肉です。」
以上、加茂整形外科医院 加茂淳院長の番組での見解。
実際の991人を母数としたデータで、膝が痛い人も痛くない人も同じ割合で半月板の損傷が見られる。2008年ボストン大学医学部による調査研究データ。
スゴ腕の専門外来(2016/11/15 TBS)より引用
膝の痛みの原因は、骨とか軟骨ではなく筋肉という見解です。
加茂淳院長のブログを拝見すると、他の日本の医療機関が行った統計データがあったので引用いたしました。
出典:加茂整形外科医院 加茂淳院長のブログより変形性関節症:半分以上が自覚症状なし・・・東大病院など調査。
研究チームは、東京都板橋区と和歌山県日高川町の50歳以上の住民計2000人以上を対象に、関節をX線で撮影するなどして調べた。変形性膝関節症と診断されたのは男性54%、女性75%、変形性腰椎症は男性81%、女性68%に上った。このうち痛みがある人は男性の2〜3割、女性の約4割にとどまった。(毎日新聞 2006年6月12日)
データでは、ひざの軟骨の状態と痛みとは相関が無いと言えます。
ストレスと膝の痛みの関係
ストレスで自律神経が乱れて筋肉にかけてくる緊張。
これが溜まることで痛みがでたり、膝の動きを制限するための痛みもあります。
ストレスで自律神経が体に緊張をかける仕組み
ストレスで自律神経が乱れて、筋膜に緊張をかけて緊張が高まります。
筋肉が硬くなるわけですが、上図のような一時的なストレスであればそのことが終われば緊張は解放されます。
ストレスの内容によっては、緊張が体にかかりっぱなしになる場合があるのです。
緊張が溜まると痛みが出る
かかりっぱなしの緊張が徐々に増えて溜まると、緊張が高まり痛みとして現れる。
膝の動きに制限をかけるために、特定の動きに対して脳が痛みを膝にかけてくる場合もあります。
他部位に溜まった緊張からの影響もある
からだ全体で、筋膜を通じた連動が起きます。
筋膜を通じた連動(引き合い)が、膝の可動域に影響する場合があり、
- 正座ができない
などの現象につながったりします。
膝の不調は、脚部だけの問題ではなくて、体全体に溜まった緊張の『緊張バランス』と『連動バランス』によって、結果的に膝に不調がでているのです。
膝の不調は、内臓系の緊張からの影響が多いことが実績からわかっています。
膝の動きを制限するための痛み
私事、2002年の第27回 河口湖日刊スポーツマラソンで初めてフルマラソン完走できました。
遠征までして、というプレッシャーを自らに課して制限時間ギリギリでの初完走でした。
膝の痛みというと当時の事を思い出します。
大会の半年前くらいから出始めたのですが、ある程度距離を走ると両足お皿の上に激痛が走るようになったのです。
激痛ですが、止まると何ともなくなる。屈伸してもなんともない。しかし、再度走り始めるとまた激痛が出てくる。
当時は、整体師ではなかったので、自律神経と痛みの関係を知りませんから、理解不明の膝痛としか捉えることしかできませんでした。
しかし、今は違います。同じようなお客様も来られて、真の原因を認識できています。
- 練習し過ぎで体に余裕がなくなっていた(緊張の蓄積)
- プレッシャーストレスから脳が『走りをやめさせるため』に痛みを出している(ストレス痛)
プレッシャーが過度に増し、体に余裕がない状態だと、『走る練習をしなくてもよい理由=痛み』を脳が作ってくれるのです。
走るという動きを止めるための痛みと解釈してもよいでしょう。
だから、屈伸など、走り以外の動きでは脳が痛みをかけてこなかったわけです。
乳酸は疲労の原因ではない
運動疲労の正体は脳だった
運動を続けていると生体機能を調整している自律神経に疲労が蓄積するためホメオタシスが働き、あたかも筋肉疲労を起こしたかのようなシグナルを出して運動をやめさせようとします。
『すべての疲労は脳が原因』梶本修身 医学博士 著
同様に、自律神経の仕組み(脳)は、シグナルとして痛みもだしてくると考えています。
このような視点も含めて膝の痛みに向き合うことと、普段のストレスの影響を減らすためのセルフメンテナンスのアドバイスも併せておこないます。
膝の痛みに対する当院の施術方針
施術では、体に溜まった緊張を減らすことを行います。
自律神経がかけてくる緊張とは、単純に言えば脳が理由があって入れてくる緊張。
マッサージや揺らしやストレッチなど物理的刺激では、直接的には解放できないと考えており、緊張を減らすために自律神経に働きかける手法でアプローチしております。
緊張を減らす方法
当院では、【整体チェック法】という自律神経が起こす筋反射を利用して、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張をチェックできる手法を持っています。
緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせれば、脳は自ら緊張をやめてくれるのです。
自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系にかかった緊張も安全に解放されるわけです。
緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。
詳細は → どんな整体?
施術を受けることで期待できる効果
体に溜まった緊張が減ることで筋膜が解放されます。
- 体のアライメント(バランス)が整う
- 関節の可動域が改善する
- 筋肉が緩む
つまり、膝の痛み以外の不調も併せて改善が期待できます。
施術事例のご参考リンクです↓
改善の過程でやらないほうがよいこと
不調を感じたときに、揉んだり叩いたり、痛い箇所を刺激しないことが大切です。
筋力トレーニングも改善の過程では行わないほうが良いです。
痛みが出ている状態は、からだに余裕がない状態なので、よくなってからにしましょう。
施術回数の目安
緊張の量により改善回数は変わってきます。
初回施術時に、個人ごとの施術回数の目安とおすすめの施術間隔をお伝えします。(ご来院を強制するものではありません)
施術モットー
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- 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
- 【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていく施術体系になっております。
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- 施術後のお辛さの変化を確認します
- 整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
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- 習慣改善のアドバイスもします
- 私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
整体院 ほぐし庵
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