歩きにくさ・歩行の悩み
事故をしてから歩きにくさが続いているとか、何かをきっかけとして歩行の悩みが続いてしまうケースはよく伺うところです。
体は完治しているのに歩行が以前と変わってしまった場合、ストレスと自律神経の関係がかかわっている場合があります。
動画では改善事例をあげ、ストレスと自律神経の関係、当院のアプローチの概要を解説しています。
以下、動画の内容をさらに詳しく解説しています。
歩きにくさ・歩行の悩みとストレスが起こす機能制限の関係
- 足を手術をしてから歩きにくくなった
- 事故以来、足が上がりにくい状態が続いている
- 脳梗塞のリハビリが済んだが、ふらついて歩きにくい
このように体は完治しているけど、歩行の悩みが続いている方がおられます。
後遺症の場合もありますが、きっかけとなる事象のストレスから筋肉に制限がかかっているだけの場合もあります。
ストレスで自律神経が体に緊張をかける仕組み
筋肉の機能制限には自律神経の仕組みがかかわっています。
ストレスで自律神経が乱れて、筋膜に緊張をかけて筋肉の動きが制限されます。
筋肉が硬くなるわけですが、上図のような一時的なストレスであればそのことが終われば緊張は解放されます。
ストレスの内容によっては、発生する緊張が体にかかりっぱなしになる場合があるのです。
緊張が溜まると不調につながる
事故・怪我・手術・心的ショックなど特別なことが起きた時は、記憶にひもついた『体にかかりっぱなしになる緊張』が発生しやすいことがわかっています。
この時の緊張は、他の緊張に対しても自然な解放を妨げる場合があり、結果、体に緊張が溜まるという現象が起きます。
緊張が増えると緊張が高まり、筋肉の動きに制限がかかります。
「〇〇以来、歩きにくい」みたいな不調が続くきっかけになる場合があるのです。
歩行の制限と足の動きの方向性
上記、筋肉に緊張が溜まることで、筋肉の働きに制限がかかり、
- 足が上がりにくい
- 歩幅が狭くなる
- 足に力が入りにくくなる
など、動きの制限につながります。
緊張は、内臓周りや内部の筋肉にもかかりますので、
筋膜を通じた連動(引き合い)が、歩行時の足の動きの方向性に影響を与えたりします。
- 足が斜めに出る
などの現象につながったりします。
歩行の悩みは、脚部だけの問題ではなくて、体全体に溜まった緊張の『緊張バランス』と『連動バランス』によって、歩行の形態や状態が決まると考えています。
歩きにくさ・歩行の悩みに対する当院の施術方針
施術では、体に溜まった緊張を減らすことを行います。
自律神経がかけてくる緊張とは、単純に言えば脳が理由があって入れてくる緊張。
マッサージや揺らしやストレッチなど物理的刺激では、直接的には解放できないと考えており、緊張を減らすために自律神経に働きかける手法でアプローチしております。
緊張を減らす方法
当院では、自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】で、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張を特定していきます。
緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせれば、脳は自ら緊張をやめてくれるのです。
自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系にかかった緊張も安全に解放されるわけです。
緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。
詳細は → どんな整体?
施術を受けることで期待できる効果
体に溜まった緊張が減ることで筋膜も解放されます。
- 体のアライメント(バランス)が整う
- 関節の可動域が改善する
- 筋肉が緩む
歩行以外の不調も併せて改善されます
他の併発した不調も改善が期待できます。
冒頭の動画に載せている事例で見ていきます。
歩き方と腰痛の改善 40代女性
歩き方については、時々、足が斜め前に出る傾向があり、体に左右のブレが生じる歩き方になっていた。
腰痛は、10年前のぎっくり腰から慢性化している。
ブログリンク↓
9回の施術で、仕事中に腰痛が出ても家に戻ると引いていくようになってきた。
からだに溜まった緊張が減るに比例して、不調だけでなく、歩行や柔軟性や姿勢も改善。
40代女性の可動域改善結果
40代女性の姿勢バランス改善結果
体に溜まった緊張が減るに比例して改善していきました。
習慣改善のアドバイス
新たに入ってくるストレスによる緊張を普段から減らすことができれば、緊張の少ない良い状態(不調の出にくい状態)を維持できるようになります。
新たに入る緊張に目を向けた習慣改善
緊張はストレスで自律神経が乱れて起きていること。
対策すべきはストレス(心的・温度差・物理的 など)。
自律神経の乱れを抑えていく習慣改善が、体の状態を安定させるために必要で、そのアドバイスを大切にしています。
改善の過程でやらないほうがよいこと
足に力が入りにくいお客様からのヒアリングで、「筋力トレーニングをしてました」と伺うことがあります。
自律神経の仕組みが筋肉に制限をかけることで力が入りにくくなっている場合、筋力の問題でないので意味がないだけでなく、神経を逆なですることになり悪化する場合があります。
緊張が減ってから筋トレは頑張りましょう。
- マッサージ
- ストレッチ
- 無理な歩行訓練
これらも同様の理由で、改善の過程では行わないほうが良いです。
施術回数の目安
平均的には、3回以内の施術でメンテナンスとして間隔をあけられる方が多いですが、状態による個人差があります。
- 体に溜まった緊張の量
- 刺激による影響
- 生活習慣の影響
これらが、施術回数にかかわってくる要素です。
初回の施術の変化量で、おからだの状態があるていどわかりますので、初回施術後、改善回数の予測やお勧めの施術間隔などをお伝えします。(ご来院を強制するものではありません)
施術モットー
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- 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
- 自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていきます。
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- 施術後のお辛さの変化を確認します
- 整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
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- 習慣改善のアドバイスもします
- 私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
整体院 ほぐし庵
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