顎関節症
医療機関の検査で異常なく、物理療法で改善しない顎関節症(顎の鳴り・顎の痛み・口が斜めに開く・口の開けにくさ・口が開かない)。
顎や首など、上半身だけのアプローチになっていませんか?
動画にあるように、顎と体は常に連動している(影響し合っている)のです。
施術では、体に溜まった緊張を減らすことで、その場で起きた変化を記録していきました。
緊張とは、自律神経がストレスを受けて体にかけてくるもので、主に施術ポイントはボディ内部にあるのです。
岡山ではあまり使われていない手法で、マッサージやストレッチ的な技は使わない、自律神経に働きかける技術で緊張の解放を促し整えていきます。
病気や疾患や生まれつきでなければ、95%以上の方が初回の整体で変化を実感していただいています。
動画で改善事例をご紹介した後、施術方針や施術方法の概要をまとめています。
顎が鳴る
顎がガクガク鳴る 倉敷市 N.S様
開口の改善経過記録動画(初回施術から3回まで)
5年程前に痛みが出て異常に気づいた。歯科の診断で、マウスピースを現在まで使っている。痛みは現在無いが、開閉がスムーズに行かない状態で紹介でご来院。N.S様は3回の施術で満足されました。まだ、改善の余地はありますが、この様に、関節円板のズレは、整体により自然に戻っていきます。
口を開けるとコンと音が鳴る。頭痛もあります。 岡山市 Y.T様
開口の改善経過記録動画(初回施術から3回まで)
- 口を開けるとコンと顎が鳴る
- 2週間に1度の割合で片頭痛が起きて、左目中心に出る時と、右こめかみに出る時がある
初回施術:顎の音が消え、開口が少しアップ。頭痛が消えた。
2回目施術前(2週間後):治癒力で開口にさらに余裕がでて、顎の音は時々鳴るレベル。頭痛はまだ出ていない。
3回目施術前(17日後):開口状態は維持。顎の音は鳴っていません。頭痛は右側に弱いのが出たくらいで、薬を飲まなくて良いレベル。
口が開かない
引っかかって口が途中で止まる 岡山市 Y.T様
5年前から顎関節症に悩み、歯科で相談してこられました。口を開けると指2本分のところで止まってしまう。
開口の改善経過記録動画(初回施術から3回まで)
初回施術:なんとか指3本分まで開くようになりました。
2回目施術:「口が良く開く日と開きにくい日が交互にありますが、良く開く日が増えました。」
まだ、若干の引っかかり感があるみたいですが、施術後は無くなり、楽に開くようになりました。
3回目施術:引っかかり感は戻っていないし、順調に改善しています。
施術で、違和感なく楽に開く形で終了。
引っかかって口が斜めに開く事例(整体コラムのリンク)
顎に引っかかりが強く口が斜めに開く、体のねじれもあります。以下、詳細ページのリンクです。
顎が痛い
右顎が噛むときも開けるときも痛い 鳥取県30代女性
「一週間くらい前から右アゴに痛みが出て、右で噛んだ時に痛みます。」
「開けづらいし、肩や腰も痛みます。」
開口の改善経過記録動画(初回施術から3回まで)
初回施術:噛んだ時の痛みは半分になりました。
2回目施術:「開閉がスムーズに感じます。痛みは3日ほど良かったですがまた出てきました。」
施術後は、「ずいぶん楽になりました。噛むときの痛みは最初の10分の1くらいです。」
3回目施術:「調子いいです。食事で右でも噛めます。」「痛みは、前の術後の1レベルの痛みが残っていますが、今回は全然ぶり返しが無いです。」
施術では、痛み無く開口も調子よく終了できました。
お客様の声もいただきました。
噛む時と開ける時の右顎の痛み 岡山市 20代女性
「ずっと調子よかったのですけど、2週間前から顎に痛みが出てきて。」
「頬杖が原因かもしれません。」
8年ぶりのご来院です。(2009年に4回の施術で開口と痛みの改善)口を開けると右顎に痛み。噛むときも右顎に痛み。開口に制限がかかっている。
開口の改善経過記録動画(初回施術から2回まで)
初回施術:痛みは無くなり終了。開口はあまり改善されていません。
2回目 6日後:
「だいぶ良いです。噛むのできます。」
「噛みあわせに戻り感があります。」
施術で開口がアップして、顎周辺が緩み機能を取り戻しました。
口が開きにくい(痛みや引っかかりは無い)
口が開きにくい!食事で疲れる。開口の改善に回数がかかった 山口県30代女性
「1年前、食事中に噛む時にグキッとなって、それから徐々に、口が開け辛い状態まで進行しました。」
「マウスピースなども試しましたが、開け辛いのは続いています。」
「食事では開けにくいだけでなく、疲れます。」
「首の痛みや、右腰、左膝にも不調が出やすいです。」
開口の改善経過記録動画(初回施術から6回まで)
術前には少し戻りながらも徐々に開口アップ。3回目の術後に見た目にわかりやすい開口変化が起きました。
- 術後の変化:4回目以降十分な開口を確保
- 術前の状態:徐々に開口が広がっている
不定愁訴を伴う顎関節症
口が痛くて開かないし頭がボーッとする 岡山市 ゆうこ様
「一ヶ月前から、口が開かなくて右顎に痛みがあります。」
「同時に、頭もボーッとして元気が出ない。暇があったら寝ていたい状態です。」
専門学校の発表会のお疲れとカゼが重なり、お辛さが一気に出たみたいです。良くあるケースのアゴの不調ですが、緊張が重度で頭がボーッとして全くお元気がありません。
開口の改善経過記録動画(初回施術から3回まで)
初回施術で、口が開いてきました。
頭のボーッと感は、10分の2まで減り、顎の痛みは、10分の3くらいまで減りました。
ストレス系の緊張がマスキングがらみで全身を覆っていました。からだ内部の緊張との連動も頭までかかっていて、これがボーッとする感覚の主因になっていました。
2回目施術:前回の状態を維持しています。
「痛みは、あくびの時だけ初回の半分くらいの痛みが出ます。」
「頭のボーッと感はなくなりました。でも、眠いのはあります。」
「動作がまだ鈍くて、下のものを取る時とか、小走りしにくい。」
前回同様の施術で、お辛さが気にならないレベルで終了。
3回目施術:「あご楽です。頭も完全に取れたし、全身の不調がだいぶ無くなりました。」
さらに開口が楽になっています。顎の痛みもなくなり終了しました。
お客様の声いただきました。
毎日の頭痛、中二からのめまい、一年前から顎関節症 岡山市19歳女性
「頭痛が小学1年からほぼ毎日出ています。」
「何度か頭痛で入院もしたことありますが、MRIなど検査で異常がでないんです。」
「めまいは中二くらいから出るようになって、朝が多くて、立っているのが辛くなります。」
「顎関節症は一年前からで、両顎の痛みと口の開きにくさがあります。」
顎関節症は顎関節に痛み、開きにくさもあります。
開口の改善経過記録動画(初回施術から2回まで)
頭痛とめまいは出なくなり、顎の痛みは消え、開口もアップしました。
一ヶ月後お母さまのご来院で、「娘はあれから本当になんとも無くなったんですよ。」と良い状態が維持できていることの確認ができました。
噛み合わせ
かみ合わせと開口の悪さの改善 倉敷市20代男性
「最近、あごの鳴りが増えたと思っていたら、一週間前にバキッと鳴って、かみ合わせがおかしくなりました。」
「歯が、いつも当たっているところに当たっていない。」
開口の改善経過記録動画(初回施術から3回まで)
初回施術後:
「かみ合わせ大丈夫です。犬歯の違和感とれました。」
「鳴りは少し残っていますが、開けやすいです。」
2回目施術前(前回から1週間後):
「だいぶいい感じで、たまに鳴るけど頻度が減っています。」
「かみ合わせも良い頃に戻りました。」
3回目施術前(前回から5週間後):
「だいぶ良くなりました。」
「年末年始、長く外に出ていた時、冷えた? あごの鳴りが少し増えました。」
「かみ合わせ大丈夫で、口は開けやすいです。」
5週間開けてもかみ合わせ良好で、この3回の施術で顎関節症は安定しました。
左奥歯が浮いてついていない 岡山県津山市 S.F様
「先週、トウモロコシを噛んで顎がグキッとなりました。」
「左奥歯が浮いていて、噛むと痛くて、口が開けにくいです。」
口がうまく開いていません。
開口の改善経過記録動画(初回施術から3回まで)
初回施術後:
「前歯に当たっていたのが当たっていない!」
「奥歯が浮いていたのがついています。」
まだ少し口が開けきれて無い感じがありますが、治癒力によるエージングがかかるので施術はここまでです。
2回目施術前(前回から1週間後):
「顎は痛みが取れて楽になっています。」
動画は術前の状態ですが、前回術後からさらに余裕ができて、問題ない状態です。 顎以外のお辛さがまだ出ているので調整して終了。
3回目施術前(前回から1週間後):
「顎は気になりませんでした。」
顎は2回目も3回目も戻りなく、初回の施術で不調要因は解放できていたことになります。 後はメンテナンス間隔で大丈夫です。
お客様の声もいただきました。
ストレスと自律神経がなぜ顎関節症に関係するのか?
上記実績から、顎関節症は、からだ全体に溜まっている緊張を減らすことで変化することがわかっております。
緊張とは、ストレスにより自律神経が乱れて筋膜に緊張をかけてくる現象です。
からだ全体で筋膜を通じた連動現象が起きるので、からだに溜まった緊張の影響を顎関節は常に受けているのです。
顎のズレは左右のテンションバランス
たとえば、上図のように緊張の左右差があると、カラダに捻じれる方向に斜めにテンションがかかります。
捻じれに逆らいカラダを正面に向けようとすると、顎関節のようなぶら下がった関節に向けて、その捻じれが発散される形になるのです。
テンションの左右差から関節円板がズレるので、引っ掛かったり、ガクンとなったり、口が開かなくなったりが起きるのです。
顎の痛みは緊張の高まり
緊張の高まりがカラダの許容範囲を超えると、顎の痛みとして現れると考えています。
脳が直接痛みをかけてくるケースもあります。
顎がズレているから痛むのではなく、ズレと痛みの相関は無いことが施術実績からわかっています。
顎関節症に対する当院の施術方針
これまでの解説と動画で、体に溜まった緊張を減らすことで顎関節症が改善することをご理解いただけたと思います。
自律神経に働きかける無痛整体
自律神経がかけてくる緊張とは、単純に言えば、脳が理由があって入れてくる緊張です。
マッサージや揺らしやストレッチなど物理的刺激では、直接的には解放できないと考えており、緊張を減らすために自律神経に働きかける手法でアプローチしております。
動画で変化を確認
開口の変化は、体感だけではその場でわからないケースがあります。
施術前後をビデオカメラで撮って、それを見ながら変化を説明いたします。
お身体の状態によっては、前屈や後屈など、他の動きも確認の対象にする場合があります。
お客様に許可得ることなくYouTubeなど外部メディアに公開することはありません。
病院の検査は大切
顎の痛みで来られた方が、再検査で「リュウマチだった」というケースがありました。
顎関節の状態もレントゲンなどで検査されることは大切です。
医療機関では、内臓系や婦人科系の疾患がなければ、マウスピースによる経過観察、歯科矯正、開口器による開口矯正などを行うと伺っております。
検査で疾患が見られないケースは、当院の施術もお試しいただければと思います。
歯科矯正との併行施術も受けております。
緊張に対して自然な解放を促す安全な手法
当院では、【整体チェック法】という自律神経が起こす筋反射を利用して、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張をチェックできる手法を持っています。
緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせ、自然な解放を促し緊張を減らしていきます。
自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系にかかった緊張も安全に解放されるわけです。
緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。
緊張の解放の詳細→ どんな整体?
施術を受けることで期待できる効果
他の不調の改善も同時に確認します
病院で異常がなかった不調のメカニズムは他の不調も共通です。
不定愁訴・こり・痛みなど他に気になる不調も教えてください。
ほとんどのケースで、緊張が減るに比例した変化が見られます。
バランス・可動域の変化
体に溜まった緊張が減ることで筋膜も解放されます。
- 体のアライメント(バランス)が整う
- 関節の可動域が改善する
- 筋肉が緩む
事例で見ていきましょう。
スポーツの後に口が開かなくなる高校1年生女子
開口と後屈は施術に比例して可動域向上。
前後屈で6回目の前後を入れているのは、部活による体にかかった緊張の量を可動域で確認したためです。
初回施術前後の開口比較
6回目施術前の開口と初回施術前の開口比較
後屈可動域比較(初回-6回目前後)
前屈可動域比較(初回-6回目前後)
習慣改善のアドバイス
自律神経に着目した習慣改善のアドバイス
入れた技やポイントによって、新たに緊張が溜まるのを抑える習慣改善へのヒントが見えてきます。
新たに入ってくる緊張を減らさないと、また、緊張が溜まって再発する可能性があるので、ストレスによる自律神経の乱れを減らす習慣改善のアドバイスは大切で力を入れています。
自律神経が乱れる要因はストレス(心的・温度差・物理的など)が関わってくるので、それに対する対策も大切になります。
改善の過程でやらないほうがよいこと
顎や首へのマッサージ
不調を感じたときに、不調箇所を揉んだり叩いたりしないことが大切です。
自律神経の仕組みが、刺激箇所に緊張を入れて守ろうとするので、かえって硬くなるからです。
顎関節への押圧
強い圧で顎関節を押圧する行為も、マッサージなどと同様にかえって緊張が高まっているケースがあるので注意が必要です。
今まで様々なケースの顎関節症を施術してきましたが、 施術ポイントの9割以上がボディ側にあります。顎への押圧は必要ないです。
開口練習
開口練習に注意してください。
自律神経が緊張をかけてくる状態とは、顎を開けさせたくない(休ませたい)ので緊張を入れて制限をかけている場合があるからです。
強制的な無理な開口に対して、自律神経の仕組みが反発してさらに緊張を入れてくる場合があり、より開かなくなるケースがあることがヒアリングからわかっています。
マウスピースの是非について
病院に行かれた後に当院に来られるので、「マウスピースで改善しなかった」というヒアリングをいただくことが多いです。
マウスピースでは体に付帯する緊張が解放されないからと考えています。
ただ、柔らかいマウスピースは、食いしばりに対する歯の保護として役立っているとヒアリングから感じています。
マウスピースは、整体施術と並行して使用していただいても問題ありません。
ただ、マウスピースを継続されている方から、「硬いマウスピースに変えたら、首と肩が以前よりこるようになった。」というヒアリングがあるので、その場合は歯科医師との相談が必要かもしれません。
施術回数の目安
全身に溜まった緊張が顎関節症にかかわっています。
したがって、緊張の量によって施術回数は変わってきます。
変化は95%以上の方に初回で感じていただけて、平均的には、3回で施術間隔を伸ばしていける傾向がありますが、個人差があります。
初回の施術後、その後の目安をお伝えします。
ブログの他の事例もご参考にしてください↓
お客様の声(顎関節症)↓
施術モットー
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- 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
- 【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていく施術体系になっております。
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- 施術後のお辛さの変化を確認します
- 整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
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- 習慣改善のアドバイスもします
- 私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
整体院 ほぐし庵
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