尾骨痛・尾てい骨痛
医療機関の検査で異常ないのに、尾骨(尾てい骨)の痛みが続くあなたへ。
自律神経による筋肉の緊張と尾骨の痛みの関係
ご存知ですか?
他院ではあまり使われていない緊張を減らす施術で、95%以上の方が改善しております。
尾骨痛と自律神経の緊張の関係 20代女性の改善経過動画
痛みは動画には撮れませんが、体に溜まった緊張が減ることで筋膜が解放されますから、体の可動域に変化がみられます。
今回は、体に緊張が溜まりすぎていて開口に制限がかかっているので、開口の可動域の変化で緊張の減りを確認し、尾骨の痛みとの相関を動画で見ていけるようにまとめています。
お身体の状態
「10ヶ月前、自転車のペダルを踏み外して尾骨を打ちました」
「いまだに尾骨の痛みが抜けないです」
「椅子に座ったり立ったりする時と体育座りの時に痛みます」
施術解説
初回施術
尾骨の痛みは、体に溜まった緊張を減らすことで、初回にその場で消えました。
緊張の連動
尾骨痛:『尾骨』『左太もも』『下腹部内臓系』の間で起きていた連動を紐解いた。
なぜ、10ヶ月も経つのに自然に解消しなかったのか?
上記連動は、キーとなる緊張連動で、他の連動も重なることで緊張が自然に抜けにくい状態になっていたのです。
2回目施術のヒアリング(前回から1週間後)
「尾骨良くなった」
「長く座ると少し痛み」
3回目施術のヒアリング(前回から28日後)
「尾骨の痛み出ない」
4回目施術のヒアリング(前回から1カ月後)
「抜歯手術をしました。そのあと、尾骨に痛みを少し感じました」
「でも、自然と消えました」
5回目施術のヒアリング(前回から4カ月後)
「尾骨は何ともないです」
このように整体チェック法を使い、自律神経が起こす筋反射を利用しながら取るべき緊張を一つ一つ捉え、自然な解放を促して改善させる施術で、尾骨に直接触ることはありません。
自律神経は刺激に敏感です。マッサージやストレッチなど刺激を入れない施術になっております。
産後に尾てい骨の激痛 30代女性
ブログより抜粋
「先月出産しまして、出産後から尾骨の激痛が出始めました。」
「薬でいくらか弱まったのですけど、仰向けで寝たり座ったりで強い痛みがあります。」
30代女性。
動いていただくと、
尾骨痛は前屈で少し響く、一番は仰向けで寝た時と座った時に痛み。
肩、首の辛さもあります。
整体チェック法で整体要因リレーションをチェックすると、
(尾骨痛)
- 股関節の緊張からの影響
- 肩の緊張からの影響
- 腹部の緊張からの影響
3点部位の連動により尾骨痛が出ています。
そして、3点の部位それぞれは、ストレス系緊張層の可能性があります。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
緊張に対して自然な解放を促す手法を用いて、部位間の連動や部位自体の緊張を解放。
途中、解放しにくいストレス系緊張層が反応してきました。
それらを項目を特定する手法で解放。
起きていただいて確認。
「首が痛い!」
座る確認で、
「大丈夫です。」
仰向けで、
「おお!痛くない。」
「施術の途中で急に全身が軽くなったのを感じて。」
「今、カラダがスッキリしています。」
「目がすごい開くようになりました。」
首痛の関連を解放させて、お辛さ消えた状態で終了。
自律神経が乱れる一つの要因である温度差ストレスを解消する方法をお伝えして終了。
次回は一週間後です。
(2回目 一週間後)
「一昨日から痛みが出始めました。」
「それまで大丈夫でした。」
「今は、地べたに座って抱っこする時に痛みが出やすいです。」
整体要因リレーションを整体チェック法で確認。
(尾骨痛)
- からだ内部の緊張との連動
- 全身にかかる緊張からの影響
内、『全身にかかる緊張の影響』に対するリレーションは、
- からだ内部の緊張との連動
- 股関節の緊張からの影響
- 太ももの緊張からの影響
初回ではストレス要因がメインでしたが、奥に潜んでいた主因と思われる温度差ストレスによる緊張が表面化してきました。
前回同様の施術を行います。
確認で、
「肩取れている。柔らかい。」
仰向けで、
「足動かすと少し痛みますが、さっきより全然楽です。」
再調整して、
仰向け確認。
「大丈夫です。痛くない。」
地べたに座った確認。
「あ、今、尾骨がポコって鳴った。でも痛くない。」
施術としては、この2回の施術で緊張がほぼ取れていると思います。
再発防止に温度差ストレス対策の継続が必須なので、再度説明して終了。
「でしょうね。寒いもん。」
「赤ちゃんのためにエアコンつけっぱなし。」
「寝るときもクーラーつけないといけないから。」
一週間、間隔を開けていただくことで、初回では表面化していなかった温度差ストレスを主因とする緊張層が出てきました。
「赤ちゃんのためにエアコンつけっぱなし。」
と言われていましたが、温度差ストレスからの影響はそれより以前から起きていたと考えていただいた方が良いです。溜まった緊張を整体チェック法の反応を頼りに解放していくとこの様に不調が変化していきます。
骨のズレが戻らないのも、緊張のアンバランスが邪魔して起きていることなので、緊張を一つ一つ解放して引き合いをとることが大切です。温度差による自律神経の乱れは、エアコンや冷たい食べ物による影響などがあげられます。
夏などは、「冷たくておいしい!」と、気持ちよく感じていても、自律神経的には温度差でびっくりして乱れてしまう。
みたいに、不快な感覚を自覚しないまま緊張が溜まっていくことが多いので注意が必要です。
尾骨が痛くて座れない小学6年生。
ブログより抜粋
「6ヶ月前に突然尾骨が痛くなって座れなくなりました。」
「カイロプラクティックの尾骨矯正でしばらくは良かったのですが、3ヵ月前から痛みが出たり引いたりを繰り返しています。」
小学6年の男の子。お母様とご来院。
椅子に座って30分くらいで痛くなるみたいです。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
尾骨のズレが反応しますが、内部の緊張、ストレス系のマスキングが強く反応してきます。
解放して確認。
「痛くないです。大丈夫です。」
施術ではストレス系の緊張を解く技をたくさん使いました。
尾骨の痛みとの整体的関連性をお母様に説明すると、
「修学旅行を間近に控えているんです。」
「あと、〇〇のことをこの子が気にしていて、...。」
思春期特有のよくある悩み。修学旅行があるなかで、ストレスの原因がそこにある気がします。
2回目、3回目の施術のヒアリングで3時間ほど座位が大丈夫なことを確認。
その後、何かのタイミングで痛みが出たことでのご来院が数回ありましたが、
痛みが無い日が続くようになって、修学旅行の日を迎えることができました。
修学旅行終了後、お母様からメールがあり、
「昨日、修学旅行が無事終わりました。何事もなくホッとしております。」
と無事のご連絡をいただきました。
その後、一か月たち、お母様のご来院はありましたが、お子様のご来院はありません。
経過からも、ストレスの要因が強かったものと感じています。
しかし、主因は入れた技や経過から考えてもストレスが強く影響していたと思われます。
ストレスからの緊張を一旦解放して整えても、ストレスが現在進行形であれば、再度同じ箇所に緊張が入り痛みがでやすくなる場合があるわけです。
しかし、ストレスが現在進行形の状態であっても、他の要因の緊張を取っていくことで、カラダに余裕ができると、痛みの間隔や程度が変化していきました。
尾骨(尾てい骨)の痛みについて
上記事例にあるように、からだの様々な箇所に溜まった自律神経からの緊張を減らしていくと、尾骨痛も改善方向に変化していくのです。
つまり、上図のような緊張の高まりが尾骨に起きたり、緊張した他部位との連動現象(筋膜を通じた引き合いの現象)によって、結果的に尾骨に痛みを感じるようになっていることがわかっています。
当院では、【整体チェック法】という、どの部分に緊張が溜まっているか?など、尾骨痛にかかわる緊張を自律神経が起こす筋反射を使ってチェックできる手法を持っています。
緊張の大半は、本来は抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを体に気づかせ、解放するように促していけば緊張は減ります。
(※無痛の技術です。※マッサージやストレッチなどは使いません。)
緊張が減るに比例して、その場で起こる尾骨の痛みの変化をお客様と確認しながら施術を進めております。
尾骨(尾てい骨)のズレとは
医療機関で問題ないのに尾骨が痛む場合、一つには尾骨自体がズレていることが考えられます。
しかし、尾骨のズレが自然に戻らないのは周囲の緊張がそれを邪魔しているわけです。
自律神経がかかわる緊張は、からだ全体に様々な形でかかってきます。
からだの捻じれ、部位間連動、緊張の高まり、尾骨周りのズレ、それらの相乗効果で結果的に尾骨付近に痛みが出ていることが多いです。
施術回数の目安
からだの様々な箇所に溜まった緊張の影響が、尾骨にでることによって起きている痛みなので、緊張の溜まった量によって施術回数は個人差が出てきます。
平均的には、初回の施術で不調の変化を感じていただけて、3回以内の施術でメンテナンス的に間隔を開けていける方が多いです。
尾骨痛は、責任感など心的なストレスが関わっているケースが多い傾向があります。 その場合、自律神経が乱れやすい環境であることが考えられ、新たに入る緊張も多くなってきます。
初回の施術時に、その後の施術回数の目安や施術間隔について予測をお伝えします。(ご来院を強制するものではありません。)
ブログの他の事例もご参考にしてください↓
改善の過程でやらないほうがよいこと
不調を感じたときに、揉んだり叩いたり、痛い箇所を刺激しないことが大切です。
刺激の入った箇所を守ろうと、からだが緊張を入れてくるからです。
病院の検査で異常なければ、尾骨以外に要因があることが大半なので、尾骨やその周囲を触ったり刺激を入れずに経過をみたほうが良いです。
施術モットー
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- 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
- 自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていきます。
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- 施術後のお辛さの変化を確認します
- 整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
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- 習慣改善のアドバイスもします
- 私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
整体院 ほぐし庵
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