肩甲骨痛・肩こり
医療機関で異常無いのに慢性的に続く肩の痛みなど、肩や肩甲骨まわりの辛さがあるあなたへ。
肩甲骨周りの緊張の高まり ⇒ 痛み・こり・可動域障害
この現象は、自律神経が乱れて筋膜にかかる緊張が関わっています。
ご存じですか?
肩こり改善事例のYouTube動画↓
動画から、ストレッチやマッサージ的行為を施さなくても、緊張が減り、筋膜が解放されることによって、柔軟性が本来の状態を取り戻したことがわかっていただけると思います。
『肩甲骨が羽根のようによく動く状態』
これは、肩甲骨をはがす方向に引っ張るのではなく、からだに溜まった緊張を減らすことで実現するほうが本来の状態に近づく考えております。
当院では、自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】で、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張を特定していきます。
取るべき緊張に対して自然な解放を促すと、その場で痛みや可動域の変化がみられます。
(※ストレッチやマッサージはおこないません。※無痛の技術です。)
以下、施術事例を基に説明します。
肩甲骨から肘まで強い痛みとだるさで覆われています。50代女性
「10日前から、左肩が痛だるい感じになってきて。」
「今、左肩甲骨から肩を通って肘まで強い痛みが有ります。」
「病院では異状なくて、リハビリに通って牽引もしたんですけど効果なくて。」
「寝る時にエアコンつけたからかなあ?。」
50代女性。
息子さんが学生の間、4年間ほどスポーツの故障のメンテナンスでご利用くださり、付き添いでいつも元気でいらしたお母さま。
今日はいつもの元気がありません。 頭を上げたり下げたりで、左肩甲骨に鋭い痛み。
腕を上げると腕に痛み。
整体チェック法でみた不調との連動部位。 肩甲骨から腕にかけての痛み:
- からだの内部緊張との連動
- ストレスが直で関わる
- 胸の緊張との連動
- 両肩の緊張との連動
- 背中の緊張との連動
「寝る時エアコンの風が肩にあたるから、冷えかなあ?」とおっしゃられていましたが、ストレスとのかかわりが強そうです。
(初回施術)
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層に対して自然な解放を促していきます。
牽引に絡む緊張が反応してくるので解放。
次にストレス系緊張がチェック法に反応してきますが、解放しにくいので、お客様にも協力いただく解放手法で解放を促していきます。
最初の確認。
起き上がる時、
「あ、手がつける!」
「めっちゃ楽。」
「でも、手を上げるとまだ痛い。」
頭下げると、
「下にしても痛み無いです。」
頭上げると、
「まだ痛み出てきます。」
再調整。
再度、ストレス系緊張が反応してきます。
広い範囲で覆っています。
解放を促し確認。
「はぁ。だいぶ楽。腕も取れた。」
「上向く時がまだ痛みます。」
再調整で、 首の牽引のマスキングが反応してきました。
紐付く奥の残緊張をとって確認。
「肩甲骨の痛み無くなりました。」
この施術で、収束すると思います。
普段のストレスが溜まって左肩に影響が集中した事例でした。
ご本人は、「寝る時エアコンの風が肩にあたるから、冷えかなあ?」とおっしゃられていましたが、エアコンの風は原因ではなく、肩甲骨周囲に緊張が集中するきっかけになっていたと思われます。
ストレスによってカラダに緊張が入りますが、胃に緊張がかかったり、腸にかかったりして、胃痛や下痢になるのは経験された方もおられると思います。
これが、筋肉などにもかかるわけですが、施術を通じて感じる傾向として、刺激が入っている箇所、使いすぎている箇所などに脳がかけてくる傾向があると感じています。
今回は、それが肩甲骨周囲だったわけですね。
もう一つ特徴的なこととして、首にかけた牽引の影響が考えられます。
硬くなった箇所を無理に伸ばすと、その箇所の緊張がさらに強まる場合があるのです。
施術経緯から、後から発生したらしい肩甲骨上部の鋭い痛みがそれに関係していたみたいです。
肩甲骨から上が張っていて、夜、痛みで目が覚める 40代女性。
「肩甲骨から上が張っていて、夜、痛みで目が覚めるんです。」
「手にしびれが出ることもあって、」
紹介でご来院。40代女性。
手をあげていただくと、腕は上がりますが肩甲骨の下あたりに痛みが出ます。
後ろに反ると、首が痛い。
整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。
肩甲骨がズレた状態で、その周辺を多重の緊張層が覆っています。
からだ内部の緊張との連動も反応。
それらの緊張の自然な解放を促して確認。
「あれ?楽。」
「首も背中も大丈夫です。」
「なんで?」
湯船とかは毎日浸かられていますか?
「1週間おきくらいで、シャワーが多いです。」
肩甲骨を中心とした背中のコリと肩甲骨のズレが関係していましたが、通常の緊張とズレだけではこんなにひどくはならないはずです。
今回は、からだ内部の緊張からの影響(引き合い)があって肩甲骨の緊張が解放されにくい状況になっていました。
温度差ストレスで自律神経が乱れて筋膜に緊張をかけてくることがあります。
自律神経を整える習慣として適温でお風呂に入ることは大切です。
シャワーで済ませていたため、どんどん緊張が溜まっていった可能性があります。慢性化は生活習慣が必ずかかわっています。
肩甲骨まわりの辛さについて
上記事例にある様に、当院では、からだに溜まった緊張の自然な解放を促し、その場で起きる変化をお客様と確認しながら施術を進めていきます。
技をかけたポイントを振り返ると、肩甲骨や肩の辛さは、辛い箇所自体がどうにかなっているというよりは、他の部位からの影響(引き合い・連動現象)によって、結果的に肩甲骨周囲に辛さとして出ていることがほとんどなのです。(医療の検査で異常が無いことが前提です。)
緊張は、元々、脳が理由があって入れているものなので、マッサージやストレッチなど刺激を入れることでかえって緊張を強めてくる場合があります。
当院では、刺激をいれることなく、整体チェック法で緊張を捉え、自律神経に働きかける手法で、緊張が自然に解放されるように促していきます。
改善の過程でやらないほうがよいこと
不調を感じたときに、揉んだり叩いたりしないことが大切です。
理由としては、自律神経が反応して、かえってその箇所が硬くなるからです。
肩甲骨はがしという運動で悪化したという方が急に増えた時期があります。自律神経がかかわっている肩甲骨周りの辛さに対して、無理に動かさない方が良い場合がありますのでご注意ください。
施術回数の目安
初回の施術で変化を感じていただけて、3回の施術でメンテナンス的に間隔を開けていけるというのが平均的なパターンです。
しかし、肩周りが辛いときに、刺激を入れてしのいで来られた方は、刺激に対する影響が関わってくる場合があります。その場合は、回数が増える傾向があります。
初回の施術時に、その後の回数とおすすめの施術間隔をお伝えします。(ご来院を強制するものではありません)
施術モットー
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- 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
- 自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていきます。
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- 施術後のお辛さの変化を確認します
- 整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
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- 習慣改善のアドバイスもします
- 私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
整体院 ほぐし庵
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