肩甲骨痛・肩こり
医療機関で改善が思わしくない、肩甲骨の痛みに悩むあなたへ。
ストレスによる自律神経の緊張で肩甲骨が痛んでいる事例がある
ご存じですか?
当院では、自律神経の緊張を減らす施術で体を整え、肩甲骨痛や肩こりにアプローチしております。

緊張が減るに比例して、その場で起こる痛みの変化をお客様と確認しながら施術を進めていきます。
以下、改善事例を元に解説していきます。
肩こりが改善した30代女性の柔軟性の変化(後屈可動域・開口幅)
改善経過動画
6回の施術で「コリが出ても寝るだけで消える」レベルに肩こりの慢性化から抜け出せました。
並行して柔軟性の向上も見られました。
特に著しいのは後屈の可動域の変化です。開口幅もアップしていました。
施術考察
自律神経の緊張を減らすことで全身の筋膜が解放されていきます。
結果的に、体の柔軟性や開口幅に変化が起きます。
緊張が減ると、テンションの左右差も減ってきますから、体のねじれや歪みが減り体が整ってきます。
これは姿勢改善にもつながります。
肩甲骨はがしという技は必要ないと考えています
開業前にカイロプラクテックを習ったことがあり(今はその技術は一切使っていません)、その時『肩甲骨はがし』を習いました。
肩甲骨はがしは、肩甲骨の間に手を差し入れ、力でもって物理的に肩甲骨の可動域を広げていく手技です。
自律神経の緊張を減らしていくと、肩甲骨周囲の柔軟性も変わっていくことが確認できています。
したがいまして、当院では、肩甲骨はがしというやり方では肩甲骨にアプローチはしません。
肩甲骨から肘まで強い痛みとだるさで覆われています50代女性
お体の状態
「10日前から、左肩が痛だるい感じになってきて。」
「今、左肩甲骨から肩を通って肘まで強い痛みが有ります。」
「病院では異状なくて、リハビリに通って牽引もしたんですけど効果なくて。」
「寝る時にエアコンつけたからかなあ?。」
50代女性。
息子さんが学生の間、4年間ほどスポーツの故障のメンテナンスでご利用くださり、付き添いでいつも元気でいらしたお母さま。
今日はいつもの元気がありません。 頭を上げたり下げたりで、左肩甲骨に鋭い痛み。
腕を上げると腕に痛み。
自律神経の筋反射(整体チェック法)で見た緊張リレーション
肩甲骨から腕にかけての痛み:
- からだ下腹部内部緊張との連動
- ストレスが直で関わる緊張
- 胸の緊張との連動
- 両肩の緊張との連動
- 背中の緊張との連動
「寝る時エアコンの風が肩にあたるから、冷えかなあ?」とおっしゃられていましたが、心的ストレスとのかかわりが強そうです。
初回施術中の痛みの変化
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層に対して自然な解放を促していきます。
牽引に絡む緊張が反応してくるので解放。
次にストレス系緊張がチェック法に反応してきますが、解放しにくいので、お客様にも協力いただく解放手法で解放を促していきます。
最初の確認。
起き上がる時、
「あ、手がつける!」
「めっちゃ楽。」
「でも、手を上げるとまだ痛い。」
頭下げると、
「下にしても痛み無いです。」
頭上げると、
「まだ痛み出てきます。」
再調整。
再度、ストレス系緊張が反応してきます。
広い範囲で覆っています。
解放を促し確認。
「はぁ。だいぶ楽。腕も取れた。」
「上向く時がまだ痛みます。」
再調整で、 首の牽引のマスキングが反応してきました。
紐付く奥の残緊張をとって確認。
「肩甲骨の痛み無くなりました。」
この施術で、収束しました。
施術考察
普段のストレスが溜まって左肩甲骨周りに影響が集中した事例でした。
ご本人は、「寝る時エアコンの風が肩にあたるから、冷えかなあ?」とおっしゃられていましたが、エアコンの風は原因ではなく、肩甲骨周囲に緊張が集中するきっかけになっていたと思われます。
ストレスによって体に緊張が入りますが、胃に緊張がかかったり、腸にかかったりして、胃痛や下痢になるのは経験された方もおられると思います。
これが、筋肉などにもかかるわけですが、施術を通じて感じる傾向として、刺激が入っている箇所、使いすぎている箇所などに脳がかけてくる傾向があると感じています。
今回は、それが肩甲骨周囲だったわけですね。
もう一つ特徴的なこととして、首にかけた牽引の影響が考えられます。
硬くなった箇所を無理に伸ばすと、その箇所の緊張がさらに強まる場合があるのです。
施術経緯から、後から発生したらしい肩甲骨上部の鋭い痛みがそれに関係していたみたいです。
肩甲骨から上が張っていて夜中に痛みで目が覚める40代女性
お体の状態
「肩甲骨から上が張っていて、夜、痛みで目が覚めるんです。」
「手にしびれが出ることもあって、」
紹介でご来院。40代女性。
手をあげていただくと、腕は上がりますが肩甲骨の下あたりに痛みが出ます。
後ろに反ると、首が痛い。
自律神経の筋反射(整体チェック法)で見た緊張リレーション
からだ下腹部内部の緊張からの影響(連動)があって肩甲骨の緊張が解放されにくい状況になっていました。
初回施術中の痛みの変化
整体チェック法でチェックしながら、反応する緊張層に対して自然な解放を促していきます。
肩甲骨がズレた状態で、その周辺を多重の緊張が覆っています。
からだ下腹部内部の緊張との連動も反応。
それらの緊張の自然な解放を促して確認。
「あれ?楽。」
「首も背中も大丈夫です。」
「なんで?」
湯船とかは毎日浸かられていますか?
「1週間おきくらいで、シャワーが多いです。」
施術考察
肩甲骨を中心とした背中のコリと肩甲骨のズレが関係していましたが、通常の緊張とズレだけではこんなにひどくはならないはずです。
今回は、からだ内部の緊張からの影響(引き合い)があって肩甲骨の緊張が解放されにくい状況になっていました。
温度差ストレスで自律神経が乱れて筋膜に緊張をかけてくることがあります。
自律神経を整える習慣として適温でお風呂に入ることは大切です。
シャワーで済ませていたため、どんどん緊張が溜まっていった可能性があります。慢性化は生活習慣が必ずかかわっています。
肩甲骨の痛み・肩こりについて
上記事例は、ストレスを受けて自律神経が体にかけてくる緊張を減らすことで改善しました。

医療機関の治療で改善が乏しい場合は、ぜひ試していただければと思います。
緊張を減らす方法
当院では、自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】で、どの部分に緊張があるか?不調にかかわっている緊張を特定していきます。
緊張の大半は、今となっては抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれを自律神経(脳)に気づかせ、自然な解放を促し緊張を減らしていきます。
自律神経(脳)が自ら緊張をやめてくれるので、内臓系など内部にかかった緊張も安全に解放されるわけです。
緊張が減るに比例したその場で起こる変化をお客様と確認しながら進めていきます。
つらい箇所以外にも施術ポイントがある
一つ一つ緊張の解放を促す施術を通じてわかること、
体に溜まった緊張は体全体で連動しています(影響し合う)。

つまり、つらい箇所以外に施術ポイントがあることが多いのです。
実際、冒頭の事例では、肩甲骨や肩の辛さは、辛い箇所自体がどうにかなっているというよりは、他の部位からの影響(引き合い・連動現象)によって、結果的に肩甲骨周囲に辛さとして出ていました。
緊張は、脳が理由があって入れているものなので、緊張を取るために刺激を入れることで対処しないほうが良いです。
改善の過程でやらないほうがよいこと
不調を感じたときに、揉んだり叩いたりしないことが大切です。
理由としては、自律神経が反応して、かえってその箇所が硬くなるからです。
肩甲骨はがしという運動で悪化したという方が急に増えた時期があります。自律神経がかかわっている肩甲骨周りの辛さに対して、無理に動かさない方が良い場合がありますのでご注意ください。
施術回数の目安
初回の施術で変化を感じていただけて、3回の施術でメンテナンス的に間隔を開けていけるというのが平均的なパターンです。
しかし、肩周りが辛いときに、刺激を入れてしのいで来られた方は、刺激に対する影響が関わってくる場合があります。その場合は、回数が増える傾向があります。
初回の施術時に、その後の回数とおすすめの施術間隔をお伝えします。(ご来院を強制するものではありません)
施術モットー
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- 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
- 自律神経が起こす筋反射を利用した【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていきます。
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- 施術後のお辛さの変化を確認します
- 整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
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- 習慣改善のアドバイスもします
- 私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
整体院 ほぐし庵
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