手のしびれ・手根管症候群

医療機関の検査で異常ないのに手のしびれがあるあなたへ。

骨格的問題がなくても手にしびれが出る場合がある。ご存じですか?

整体実績から、手のしびれは、自律神経の乱れて筋膜にかけてくる緊張が関わっている事が多いです。

つまり、緊張がかかりっぱなしになっていたり、そのような緊張がからだに溜まってしまうことで、結果的に、手の辛さが抜けにくい状況やしびれなどが発生している場合が多いのです。

当院では、【整体チェック法】という、どの部分に緊張が溜まっているか?など、手のしびれと連動している緊張をチェックできる手法があります。

緊張の大半は、本来は抜けていても良いはずの古い緊張が抜けにくくなっている状態なので、【整体チェック法】を使ってそれをカラダに気づかせ、解放するように促していけば緊張が減り、その場でカラダが緩んでいきます。
(※無痛の技術です。※マッサージやストレッチなどは使いません。)

手の痺れの変化は90%以上の方に初回の施術で体感していただけています。

ここでは、実例を基に当院でのアプローチや考え方を説明いたします。

うつ伏せや仰向けの時間が長くなると右手にしびれが出る 30代女性。

ブログより抜粋

昨年9月に、顎の整体を卒業されたM様。

今日が7回目のご来院。

2ヶ月とか3ヶ月のスパンでメンテナンスでお越しくださいます。

顎は落ち着いているのですが、右手のしびれに初回から悩まれていました。

うつ伏せや仰向けの時間が長くなると、右手にしびれが肩から指先に向けて上がってきます。

基本手技や応用手技ではあまり明確な変化は出ていませんでした。

しかし、4月に来られた時に、三軸コンセプトの技を胸椎にかけると、しびれていた右手から、しびれがどんどん引いていきました。

「一旦出て、こんなに早く引いていくのは初めて。」

そして、今日。

「うつ伏せで腕を曲げてても、大丈夫です。」

仰向けの施術で、

「ちょっと腕の辺りがしびれかけているけど、指先まで上がっていきません。」

最後のチェックで、最終調整を入れて終了しました。

間違いなく変化しています。

そして、持続力が高いですね。

整体チェック法と三軸コンセプトのコラボ。

これから、もっと進化させます。

医療機関で異常が無いのに手がしびれる、この様なケースは当院でもよくあります。

上記は2010年の古い施術例で、アプローチはさらに進化していますが、三軸修正法で胸椎が調和することによって痺れが引いていった事例として載せております。

一般的に、整体で言うズレとはレントゲンではわからないレベルの不調和のことで、このことがその場で確認できる事例でした。

首のヘルニアが実際に神経に当たって手に痺れがでています 40代男性

ブログより抜粋

「左手がしびれています。首のヘルニアが原因って言われました。」

「このしびれが続くと立ちくらみになったりします。」

紹介でご来院。40代男性。

2年前発症して、病院でヘルニアが完全に神経に当たっている状態と診断された。

手術を断り、病院治療で痺れないレベルに回復したが、2ヶ月前に再発して現在に至っている。

じっとした状態では肘を中心に左腕全体が痺れています。

動いていただくと、後屈で神経が引っ張られる感覚が出て、カラダを戻すと時間差で腕の痺れが強くなります。

首だけ後ろに反らすと引っ張られる感覚と痺れが同時に来ます。

整体でヘルニアは取れませんが、体調を2ヶ月前の状態に戻せば痺れは弱まるはずです。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技を入れていきます。

ストレス系の緊張が下腹部内部に集中しています。

「過労で気絶することがあったんです。」

責任ある立場で、睡眠もあまり取ってられないみたいです。

確認と解除を繰り返して、

じっとした時の痺れが少なくなり、頭を後ろにした時の引っ張られる感覚は出るけど痺れは少なくなりました。

後屈は、後屈可動域は少し増えただけでカラダを戻したときの強い痺れは変わらない状態で終了。

(2回目 6日後)

「手は痺れています。」

確認すると、

じっとした状態で手先だけが痺れています。

頭を後ろにした時は痺れません。

後屈は前回終了状態そのままで、カラダを起こすとき時間差で痺れが出ます。

経過良好です。

同様の手技で緊張の解除と痺れの確認を繰り返します。

3回目位の確認で後屈での痺れが出なくなりました。

「限界まで反らしていいですか?」

グイーンと標準の後屈可動域になっています。

「あ、出てきた。」

調整を繰り返します。

再度、限界まで反っていただいて、

「引っ張られはあるけど、かえってくる痺れが弱い。」

今日はここまでです。

ヘルニア自体は変わりませんが、カラダの緊張を取っていくことで、この様に、ヘルニアの影響度合いを減らしていけるわけです。

日々のストレス次第ですが、詰めて通っていただくのはここまででいいと思います。

次回は4週間後くらいがベスト間隔になります。

ヘルニアが実際に当たっていても痺れが改善するケースはあります。

整体によって体の緊張が少なくなることで、ヘルニアによる圧迫の影響が少なくなるのだろうと考えています。

緊張が少ない状態を維持するためには、生活習慣の改善もあわせて実践することが大切でで、それにより良い状態が安定しやすくなります。

洗い場の仕事で手根管症候群になりました 40代女性

ブログより抜粋

「右手の小指以外がしびれて、手袋している感じなんです。」

「右の肩から肘、手首にかけて痛くて、痛み止めも効きません。」

「首から腰までコリで一枚の板になっている感じです。」

「前頭部が痛く、アゴもガクンとなります。」

「手のしびれは手根管症候群と言われて、手術しか方法がないと言われました。」

40代女性。

厨房で働かれているらしく、利き腕である右腕に過度の負担がかかっている感じです。

整体チェック法でチェックしながら無痛の技をかけていきます。

無理をしたことによる体の緊張と温度差ストレスと思われる内部の緊張との連動から治癒力がうまく働いていない状態。

よくあるお辛さのパターンです。

マスキング層に紐付く緊張の解放、内部との緊張連動の解放、カラダの緊張バランスを整える技などを使い確認をくりかえしながら、緊張を解放していきます。

確認で、

「背中全体が楽です。アゴも腕も楽、頭痛も消えました。」

「手のしびれがまだ少し残っています。」

解放と確認を数回繰り返し、

「消えました。楽になりました。」

(2回目 1週間後)

「右腕の痛みはないです。」

「手のしびれ楽です。でも、朝は出てきます。」

「車に長く乗ったせいか、右アゴが痛みます。」

「首から腰に掛けては、次の日には出てきました。」

同様の施術で痛み無く終了。

(3回目 1週間後)

「手のしびれ出なくなりました。手で押さえたら指先と付け根が少し痺れ感があるくらいです。」

「腕は肩の方が張っているくらいです。」

「アゴの痛みは消えて、首から腰に掛けて楽です。」

「毎日出ていた頭痛がありません。」

「以前はコリ感で目覚めていましたが、朝がすごく楽でうれしいです。」

よかった。

今回もお辛さすべて消えた状態で終了。

この施術が一つの区切りになると思います。

「鉄のプレートを洗う時が一番つらかったんです。」

今回、手根管症候群については、ほとんど手以外の部位に主訴がありました。全身のカラダの緊張を取っていくことで結果的に痺れが引いていきました。

大切なことは、お仕事の辛さに対しての体の緊張、温度差ストレスによる緊張がかかわっていましたから、お仕事の影響(ストレス)が大きくなってくると再発してしまう可能性は十分あります。

色々なケースはあるかと思いますが、手術の前に整体的要因がどの程度かかわっているか確認してみるのも一つの選択だと思います。

手のしびれについて

病院の検査をきっちり受けることは大切です。そして、検査で異常が無い場合は、骨の不調和や自律神経からくる緊張が影響している可能性があります。

整体チェック法で不調にかかわる緊張を明確にしてアプローチすることで、整体的要因がかかわっている痺れについては、その場で変化が見られるケースが多いです。

入れた技から普段何に気を付ければいいかお伝えしますので、習慣改善の継続が良い状態の維持につながります。

改善の過程でやらないほうがよいこと

不調を感じたときに、揉んだり叩いたり、痛い箇所を刺激しないことが大切です。

施術回数の目安

  • 溜まった緊張の量
  • 刺激による影響
  • 生活習慣の影響

これらが施術回数にかかわる要素です。

平均的には、3回以内の施術でメンテナンスとして間隔をあけられる方が多いですが、状態による個人差があります。

常に冷たい水でに触れている職業であったり、仕事は休めないと思いますので、環境の影響を受けながらの改善は回数が多くなったりします。

初回の施術時に、その変化量から、改善回数の予測やお勧めの施術間隔などをお伝えします。(ご来院を強制するものではありません)

ブログの他の事例もご参考にしてください↓

施術モットー

  1. 整体チェック法で施術ポイントを明確にします
    【整体チェック法】を使い、不調にかかわっている緊張に直接アプローチ。その場で起きる変化を確認しながら調整を進めていく施術体系になっております。
  2. 施術後のお辛さの変化を確認します
    整うことで起きる可動域の変化や、不調の変化を確認していただきます。
    変化の確認で、気になる箇所があれば必ず教えてください。負担がかからない範囲で微調整を繰り返します。
  3. 習慣改善のアドバイスもします
    私も以前そうでしたが、からだに良くない習慣を良かれと思って行っていることがあります。
Contact

整体院 ほぐし庵

Address : 岡山市南区築港新町2丁目11-10

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Tel : 090-9418-4644

Tel 受付時間 7:00~21:00(休業日も受けております)

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不定休 → 営業予定表

Information:感染症対策について

※注意 このホームページは、当院の整体施術によるお客様の改善経過のヒアリングと観察を基にまとめたものです。医療行為はおこなっておりません。整体は筋肉や骨格のバランスを整えることで、阻害要因をなくし、人が本来持っている自然治癒力を働きやすくするための技術です。事故や疾病が原因と思われる場合は内科や整形外科等の医療機関の診断をまず受けることが大切です。

2012年5月5日

Posted by 院長